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琵琶湖のビワマス釣りに届け出制!?

2008年05月01日

魅力いっぱいのニューターゲット!生息数への影響懸念し滋賀県が導入を検討中

届け出制の導入が検討されている琵琶湖のビワマス釣り... 届け出制の導入が検討されている琵琶湖のビワマス釣り。曳釣倶楽部の吉田さんは「ビワマスを捕獲する権利は現時点で漁師さんに優先権があり、我々釣り人はあくまで釣らせてもらっている状況。ある程度の規制の中で、ゆっくりとでもいいので、この釣りが認められていけば…」とも。まだまだ確立された釣りではないので、やってみたい!という人はガイド船の利用がオススメだ (写真提供/曳釣倶楽部)

ビワマス。滋賀県の琵琶湖とその流入河川に存在するサケ科の固有種であり、同じヤマメの亜種であるサクラマスと、よく似ている。成魚の全長は40~50cmだが、大きいものは80cmを超えることもあり、食べても非常においしいことから、釣りのターゲットとして密かに人気のある魚だ。

釣り方はボートでルアーを曳きながらアタリを待つ曳き釣り、いわゆるトローリング。愛好家の間では湖での釣りということで「レイクトローリング」といったり、「ビワマストローリング」とも呼ばれている。琵琶湖では現在、産卵期の10、11月以外、レジャー目的なら自由にビワマスを釣ることができる。

そんなビワマスの魅力を知った愛好家がここ数年で増加、地元の漁師さんがガイドしてくれ初心者でも安心してチャレンジできるレイクトローリングのガイド船まで登場し、盛り上がりを見せている。この状況を受けて滋賀県では、今後さらに釣り人が増加した場合、生息数への影響が懸念されるとして、ビワマスを釣る際には届け出を義務づける方向で検討に入っている。

現段階では、届出書を釣行予定日までに県庁水産課内にある琵琶湖海区漁業調整委員会に提出(一度提出すれば、予定日ごとに毎回提出する必要はないもよう)。届出書の内容は使用する船の形態や釣行日やポイントなどで、予定通り釣行した場合、釣り人は同委員会事務局まで釣果を報告する。県としては、これまで特に調査を行ってこなかったビワマス釣りの現状を届け出によって把握し、今後の適正管理に活用したい考えだ。

「今回の届け出制について、個人的には賛成しています」とは、ビワマスの魅力を広く伝えつつ、秩序ある釣りを目指している「曳釣倶楽部」というビワマス釣り愛好クラブの吉田英樹さん。同クラブはビワマストローリングを琵琶湖で楽しむために、2年以上前から行政、滋賀県水産課や漁協などと話し合い、夜間のトローリング禁止、キープは1人3匹まで、バーブレスフックの使用など独自のルールを決め、1年前より本格的に活動している。

「ゲームフィッシュとして魅力的な魚であるにもかかわらず、ルールもなく釣りまくることに疑問を感じます。また、ビワマストローリングは深場を狙うため琵琶湖の真ん中で釣ることが多く、危険も多いため、事故やトラブルを防ぎ、魚を守るためには、届け出制などのルールづくりが必要だと考えています」とのこと。

県では4月いっぱいまで届け出制についての意見を聞いた上で、今後、最終的な調整に入る。

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