ちゃんねるWEST

和歌山中紀の船カワハギ絶好調/波止のガシラは数釣り有望

2008年12月25日 岩本佳之(いわもとよしゆき)

キモパンが船中200匹超! 30cmオーバーの大型も登場

最近の天気予報がアテにならない気がしているのは、私だけでしょうか? 週間予報どころか2、3日後の予報ですら、知らぬ間に一変していますよね。11月上旬ごろには、「今年の冬は例年より寒くなるでしょう」と気象予報士が解説していたけど、その数日後には「今年は暖冬になるでしょう」とも。ま、どちらにせよ、寒くなったことに変わりはなく、秋には釣り人でにぎわっていた漁港や防波堤も、いまは釣り人の姿が少なくなりつつあります。

中紀では乗合船のカワハギ釣りが絶好調。二ケタは珍し...中紀では乗合船のカワハギ釣りが絶好調。二ケタは珍しくなく、20匹超なんて釣果も多数上がっている!

しかし、低下する気温とは反比例して、びっくりするような激アツぶりをみせているのが、中紀の乗合船で狙われているカワハギです。肝がたっぷり入っていて、冬のお鍋にもおいしいカワハギですが、栖原(すはら)のあしのや丸(TEL0737・62・2271)では、連日の大爆釣が続いています。仕掛けはオーソドックスなカワハギ用の胴突き仕掛けですが、その釣果ときたら船中100匹超も珍しくなく、10人で200匹オーバーという日も。サイズも良型混じりで、30cm超も出ています。

感度のいいカワハギ専用ロッドに細めのPEを使い、誘いと食わせのタイミングをしっかり入れることが、アタリを誘発するコツです。エサは定番のアサリのムキ身を使用。集魚板や中オモリは、状況により使い分けてください。最近では、交換用のハリや仕掛け、集魚用の小物もたくさん出ていますので、誘い方やスピーディーなエサつけに加え、仕掛けの種類やタナなども工夫し、いち早くカワハギが口を使う仕掛けを探し出すのも、釣果を伸ばす近道です。絶好のこの機会に、おいしいエサ取り名人とのバトルを楽しんでみてはいかがでしょう。船のカワハギ釣りはあしのや丸のほか、同じ栖原のかるも丸(TEL0737・62・3527)、大引の上野渡船(TEL0738・65・1222)など。詳しい釣況などはモバイル釣りサンデーがわかりやすいですよ。

好みの釣り方で楽しめる冬場の好ターゲット!

釣りモノの少ない冬場でも楽しませてくれるガシラ。今...釣りモノの少ない冬場でも楽しませてくれるガシラ。今シーズンは型こそ小さいが数はよく釣れている。写真は12月中旬、田辺漁港の夜釣りにて

紀北、中紀一帯の波止釣りではエサ釣り、ルアー釣りともにガシラが好調に釣れています。サイズは例年に比べ小型が多いものの数は多いようで、紀北エリアの初島(はつしま)漁港では、テトラの穴を探ったエサ釣りの方が、20cmまでを20匹以上の釣果。仕掛けは中通しオモリを使った簡単な穴釣り仕掛けですが、ブラクリや胴突き仕掛けでもOK。エサは魚やイカの切り身が最適。

またワームを使ったルアー釣りでは、夜、漁港のスロープやゴロタ、沈みテトラの周りで23cmを頭に10匹ほどの釣果が出ています。ジグヘッドやダウンショットリグで、1.5~2インチのワームを使用。海底の地形をイメージしながら、変化のあるポイントを重点的に探るのが、釣果を伸ばすコツです。「ガシラは、どこにでもいる!」といっても過言ではなく、あまり人の入っていない「こんなところで釣れるの?」的なポイントに覚えのある人は、ぜひ試してください。もしかしたらパラダイスかもしれませんよ。

夜のワームゲームではこれからメバルの釣果も期待できるほか、最近流行りのアジングも楽しめるので、少し寒さを我慢し、夜の漁港のライトルアーゲームで楽しむのもおすすめです! 夜の釣りは特に足元に注意し、安全な釣りを心掛けてくださいね。

岩本佳之(いわもとよしゆき) 岩本佳之(いわもとよしゆき)1981年生まれ。GANCRAFTソルトプロスタッフ。ホームは紀北から中紀一帯。ソルトルアーを幅広くこなすうえ、エサ釣り全般にも精通。

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