ちゃんねるWEST

和歌山波止タチウオ激熱モード継続中/ショアもオフショアも青物回遊

2008年10月06日 岩本佳之(いわもとよしゆき)

いつまで続くの? 好調キープの紀北波止は今夜も銀太刀の舞。指5本もまじりだした!

毎年、夏から秋にかけての夜釣りで、不動の人気を誇るタチウオ。岸から手軽に狙えることもあり、盛期にはファミリーやカップルにもモテモテの好ターゲットだ。そんなタチウオも秋が深まるにつれて釣れる数は減少していく。指4本や5本といった大型が狙えるようにはなるがファミリーフィッシング向きではなくなり、熱心なタチウオファンや常連の釣り師が一発大物を狙って竿を出す、ディープな世界へと移行していく。

大回遊の続く紀北エリアのタチウオ。本来なら一発大物...大回遊の続く紀北エリアのタチウオ。本来なら一発大物狙いの渋い釣りとなるはずが、いまだに二ケタ釣果の狙える熱い釣りが続いている

しかし、今年の紀北エリアは少し様子が違う。タチウオシーズン終盤戦ともいえるこの時期だが、いまだに周辺の釣り場は釣り人で満員御礼。とにかく例年に増して数が釣れ続けているのだ。先月から絶好調の和歌山マリーナシティを筆頭に、水軒(すいけん)、青岸(あおぎし)、和歌山北港魚つり公園などで、指2本半ほどの小型から指4本の良型まで、依然二ケタ超えの釣果を上げる釣り人が続出!! なかには、このシーズンならではの指5本近い大型もまじりはじめ、肌寒くなってきた夜の気温とは対照的に、釣り場は激熱モード継続中。

やはり、夕まずめ時にアタリが集中するが、その後も回遊は続き、いいときは一晩中ポロポロと釣れ続けることも。ほとんどの人がキビナゴやサンマの切り身をエサに、電気ウキを流しながら、テンヤやルアーを引いて狙う「二刀流」が多いよう。しかし、このタチウオフィーバー、いつまで続くのやら。

秋といえば青物。ハマチやシオが元気な引きを楽しませてくれる!

魚食魚にとってはたまらない、ごちそう(?)となる小魚が豊富なこの季節。秋を代表するフィッシュイーターといえば青物だ。紀北・中紀エリアでは岸釣り、沖釣りともに、ルアー釣りやノマセ釣りで青物の好調が続いている。

岸からの釣りでは加太(かだ)や和歌山北港魚つり公園、水軒沖一文字で、ツバス・ハマチやシオ、ソウダガツオなどの釣果が出ている。時折、サゴシ・サワラの回遊もあるようで、突然のハリス(リーダー)切れに涙をのむ、というケースも。有田(ありだ)や日の岬(ひのみさき)周辺の地磯、煙樹ヶ浜(えんじゅがはま)でも同じく、ハマチやシオ、ソウダガツオ、サゴシが釣れている。本格的な青物用タックルでなくてもキャッチできるサイズが中心なので、シーバスタックルやエギングタックルを使い、40gまでのメタルジグの遠投で広範囲に探って楽しんでみては。

次に船釣りだが、岸からよりもひと回り大きいサイズが狙える。特にハマチ・メジロが多いようで、ジギングやサビキノマセ釣りで楽しめる。和歌山港から出船しているチャーターボート・海竜(TEL090・5974・1716)では、10月3日に70cmと78cmのメジロがジギングとルアーのキャスティングで釣れているほか、ノマセ釣りでも好調に釣れている。運よくイワシの群れと遭遇できれば大爆釣の可能性も! スピーディーで力強い引きを味わってほしい。

そのほかアオリイカもすくすく成長し、新子にまじり300~500gサイズも釣れはじめている。手軽なエギングではメジャーなポイントは釣り人も多くスレ気味な感はあるが、人の少ないポイントを探せば釣果は上がる。こんな場所にいるか? というようなポイントでも、好奇心旺盛なこの時期は案外餌木を追いかけてくる。「ちょっと試しに探ってみよう」が、プチパラダイス発見の鍵かもしれない。また、生きアジを使ったヤエン釣りもようやくシーズンイン。中紀エリアの地磯、沖磯を中心に釣果が上がっている。エギングにくらべてひと回り大きなサイズが狙えるのが魅力。こちらもエギングとの「二刀流」がオススメだ。

岩本佳之(いわもとよしゆき) 岩本佳之(いわもとよしゆき)1981年生まれ。GANCRAFTソルトプロスタッフ。ホームは紀北から中紀一帯。ソルトルアーを幅広くこなすうえ、エサ釣り全般にも精通。

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