ちゃんねるWEST

和歌山日中をさけて涼しく釣ろう/ルアーのチヌ&船のタチウオ

2008年08月08日 岩本佳之(いわもとよしゆき)

カニをイメージしながらボトムをラバージグでズル引きするだけ

夜の河口はチヌ・キビレが面白い。紀北・中紀エリアで...夜の河口はチヌ・キビレが面白い。紀北・中紀エリアではラバージグを使ってのルアーゲームが人気急上昇中。ボトムのズル引きで狙える手軽さも魅力のひとつで、納涼をかねての年無し狙いなんていかが?

夏、真っ盛り!! まさにこの言葉がピッタリなように、連日、最高気温は35度前後まで上昇し、われわれの体力を、水分を、そしてやる気さえも奪っていきます。真夏の太陽がようしゃなく照りつける日中の釣りは肉体的にも、精神的にもツライ! こんなときこそ暑さの軽減される夜間や朝夕のまずめ時に、手軽に、快適に、人気ターゲットで楽しんじゃいましょう。

さて、ここ数年で爆発的に人気が出たのがチヌ・キビレのルアーゲーム。地域ごとの食性によって、使用ルアーや釣り方が少しずつ違うのが面白いところです。和歌山県の紀北・中紀エリアでは、ポッパーを使ったトップウオーターゲームと、ラバースカートの付いたチヌ用ラバージグやワームなどで狙うボトムゲームが主流になっています。

特に、夜間の釣りが中心となるラバージグによるチヌゲームは、暑さの落ち着いた時間帯に身近なポイントで手軽に狙えるとあって大人気! 釣り方も難しい操作やアクションは特に必要なく、底を感じ取りながらズルズルと引いてくる「ズル引き」でOK! カニがもぞもぞと歩いているイメージで、広い範囲を探っていきましょう!

主なポイントですが、各河川の河口エリアの浅場が好ポイントになります。紀ノ川(きのかわ)や有田川(ありだがわ)のような大規模河川だけでなく、小規模な河川でも狙うことができますので、近所の川の河口エリアで、チヌとのダイナミックなファイトを楽しんでみてはいかがでしょうか。

涼しい夜にアツい釣り! ということでもうひとネタは船釣り。湯浅(ゆあさ)周辺の乗合船では、半夜釣りで良型タチウオが上がっています。幅が指4本以上にもなるようなぶっといタチウオが、1人二ケタほど釣れていますよ。釣り方はテンビン使用の2本バリ仕掛けにサンマやサバの切り身をセットし、底近くから海面までゆっくりと誘い上げてくるのが基本。途中、コツコツというアタリが出ますが、この一発目のアタリで合わせたらダメ! そのまま同じスピードで巻き続けるのがポイントで、グーと竿先が突っ込んだところでアワセを入れましょう。

タチウオは船釣りだけでなく、紀北・中紀エリアの波止でも釣れています。こちらは第一陣のピークが過ぎて、サイズが少し落ちてきましたが、秋にかけて再びサイズアップしてくるので、調子がよくなってきたら、またご紹介します。

まずめ時にカマスとセットで青物狙い。シオとツバスが回遊中!

夏といえば、青物の季節でもあります。「シオが釣れたよ~!」ちらほらと、そんな声も聞かれるようになってきました。カンパチの幼魚であるシオを筆頭に、ツバスやゴマサバ、ソウダガツオなど、釣り人をスピーディーな引きで楽しませてくれるスピード野郎たちがそろそろ本格化の気配です。まだ日ムラはありますが、中紀の防波堤では朝夕のまずめを中心に、まとまった回遊がみられるようになってきました。

有田、下津(しもつ)周辺では28gまでのメタルジグで、シオ(30cm前後)とツバスが釣れています。また、御坊(ごぼう)の浜の瀬(はまのせ)周辺でも、シオやツバスの釣果が上がり始めています。ゴマサバ、ソウダガツオの回遊は例年に比べると少ないようですが、相変わらずまずめ時にカマスが好調に釣れていますので、青物と一緒に狙ってみてはいかがでしょうか。御坊周辺の釣果の問い合わせはフィッシングオーシャン御坊店(TEL0738-22-4835)へ。

そのほかスズキも引き続き好釣果が出ているほか、サビキ釣りでの小アジ、投げ釣りでキス、テンヤで狙うマダコなども好調です。釣り人にとっては狙いモノに迷うほどの好シーズンとなっていますが、水辺での事故も急増しています。日中の灼熱の時間帯を避けての釣りといえども、救命具の着用や十分な水分の確保は必要不可欠です。また、今年は天候の急変、落雷などが突然やってきます。状況をよく観察して、安全で楽しい釣りができるよう心がけましょう。

岩本佳之(いわもとよしゆき) 岩本佳之(いわもとよしゆき)1981年生まれ。GANCRAFTソルトプロスタッフ。ホームは紀北から中紀一帯。ソルトルアーを幅広くこなすうえ、エサ釣り全般にも精通。

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