若狭:キス釣りシーズンが開幕/ハシリはボートで手堅く...
2008年05月08日 杉谷宏樹(すぎたにこうき)船外機付きのレンタルボートで内浦湾周辺をアプローチ
写真は昨年6月3日の釣果。小黒飯(おぐるい)周辺のボート釣りにて、DFCの山本忠明さんが18~28cmを29匹の釣果。キス釣りはこれからがアツい!
若狭湾では、海水温の上昇とともに人気のターゲットであるキスが開幕。今後、どこでも手軽に釣れるようになるキスですが、今回はまだシーズンのハシリということもあり、手堅いボートからの釣りをご紹介します。
私のオススメは、福井県高浜町にある音海(おとみ)の渡船店「ウミック」さんで、船外機付きのボート(要ボート免許)を借りてのキス釣りです。3人乗りボート(15馬力・初回燃料込み)を1日借りて1万5000円と、結構安い料金で借りられますし、船外機付きのお陰で、狙える釣り場は格段に広がります(料金はエンジンや船の大きさによって異なるため問い合わせてください)。また、少々(限度はありますが…)の風が吹いても、気にかけることなく安心して釣れるのが利点です。
イチオシのポイントは内浦湾の湾口にある、正面崎の沖(水深25~30mライン)です。深場ゆえにキスも良型が多く、早い時期から釣れだすポイントでもあります。波が少し高いときは、内浦湾内の音海大波止周辺や、高浜原発の排水口周辺もいい実績場です。案外ウミックさんから少し出たところ、桟橋から投げられそうで届かない距離の辺りも、穴場です。
難波江や三松ではマイボートでのんびり楽しもう!
自分で手こぎや二馬力、船外機付きなどのボートをお持ちなら、難波江(なばえ)や三松(みまつ)、高浜(たかはま)、和田(わだ)の各エリアで狙ってみましょう! 5月から6月のボートキス釣り前半戦は、水深20~30mといったちょっと深いところを流してみるといいと思います。海水浴場の沖合300~500m辺りが目安となります。
ポイントはほとんど砂地のため、海底の起伏はわかりづらいですが、ちょっとしたかけ上がり、くぼみやエサ場(自然のエサが生息している場所)などに、キスが密集していることもよくあります。好ポイントを発見したら、即、マーキング。大爆釣の可能性大です。アンカーやパラシュート(風呂敷などで自作したりバケツで代用も可能)は、必需品です。
タックルですが、竿はキスの船釣り用なら1.6~1.8m。6フィートまでのバスロッド(ML級)や、7フィートまでのエギングロッドも使えますよ! リールは2500番クラスのスピニングに、アタリがとりやすく、水の抵抗を受けにくいPE1号(アオリイカのエギングと兼用できます)を巻けばOKです。もちろんナイロンやフロロカーボンでも問題はありません。
仕掛けは市販のキス釣り用の2本、もしくは3本バリをご用意ください。もちろん全長が1mほどと短く、扱いやすいボート用仕掛けが圧倒的にスタンダードですが、面白いのが投げ用仕掛け。全長が長いので若干アピール範囲が広がり、好釣果につながることがあります。ただし、絡みやすいのが難点ですが…。また、ビーズや夜光玉、蛍光パイプなどが入っていて、ハリスに張りのある仕掛けがオススメです。
流し釣りは、ハリとオモリの号数を状況によってかえる必要がありますから、キスバリ7~10号、オモリは5~20号を用意しましょう。エサはイシゴカイでOKです(ゴカイが触れない人は、マルキューやバークレイなどから出ているバイオワームでも十分楽しめますので、ぜひ一度お試しを)。
6月ごろからは、投げのキス釣りもシーズンを突入となるでしょうから、これからの時期、キス釣りが熱い!!
杉谷宏樹(すぎたにこうき)1967年生まれ。若狭磯友会所属。若狭湾、特に大飯から高浜、舞鶴周辺がホームグラウンド。福井県高浜町在住、釣りエサ店「でんぶく」店主。




