徳島:根魚パラダイス和田島T字波止/数出る鳴門海峡船メバル
2010年01月26日 高橋秀典(たかはしひでのり)近場&手軽な波止でも遠征しても楽しめるのが最高!
一年でもっとも寒い季節が来ました。これは気温が低いということだけではありません。海水温も低くなり、釣りものも少なくなってくるので、釣り人にとってもサムい時期となりました。そんなこんなで出不精になり、家でこたつのお守りでは、ますます釣果が上がりません。寒さに負けず釣りに出かけましょう。
さて、この条件での釣りですが、魚の動きは鈍くなっています。エサを撒き、寄せて釣るのではなく、動きの鈍い魚の口までエサを届ける。それが冬の釣りの極意といえば、少し大げさでしょうか。
本文で紹介した小松島市和田島のT字波止。海岸に何本かあって、釣り人の入っていない場所に当たれば根魚大漁間違いナシだ!
ジッとしている魚といえば、根魚が代表です。岸壁や波止の消波ブロック際でエサを待つガシラやアブラメをすみかの穴から引きずり出しましょう。この釣りはお手軽です。短い竿にブラクリ仕掛け、そしてオキアミや魚の切り身をエサに底近くを探って狙います。近場の波止、徳島港内の沖洲マリンピア内の岸壁や、津田の南波止なら気軽に釣行でき、さらに徳島港沖の一文字突堤や小松島港沖の一文字なら釣り荒れが少ないと思います。
また小松島市の和田島(わだじま)大手海岸なら、無数にあるT字に張り出した消波ブロックの波止は根魚の宝庫です。まだ人がさわっていない波止に上がれば大漁間違いナシ。少し欲を出して、もう一本、投げ釣りの竿を出せばカレイやアブラメも狙えます。グッと足をのばして、県南の漁港にある波止や岸壁なら、まだ水温も高く、根魚の活性も高いので好釣果が期待できるでしょう。ようはどこでも釣れる可能性があるので、とりあえず竿を出してみてください。
年中狙える鳴門鯛は冬場の頼れるターゲット
急潮で有名な鳴門海峡では、仕立船でメバルが釣れています。低水温の中、速い流れに負けじと泳ぐメバルは脂がのっているのに身も締まり、どのように食べてもおいしさはAクラス。いまはサビキ仕掛けで簡単に数が釣れるのですが、型はまだ20cm未満が多いようです。これから先にはシラサエビやイカナゴをエサに釣れば、25~30cmという大物が釣れだします。
また、サビキ仕掛けをマダイ用の太いものに変えると、マダイの30~40cmがよく釣れます。もちろんタイラバージグ(鯛ラバ・鯛カブラ)での釣りも面白いと思います。メバルはこれから5月の中旬まで、マダイはほぼ通年釣れるので、釣りものの少ないこの時期に頼りになる釣りです。問い合わせは徳島遊漁・今井(TEL090・5145・8747/徳島市川内漁港から出船)まで。
もちろん磯釣りも忘れてはいけません。ただし、今年のグレ釣りは少し手ごわいよう。その理由は、1月中旬に17度あった水温が、ここに来て急に13度台まで一気に下がってしまったこと。ここ2、3年は水温が15度を切ることがなかったのですが…。しかし、ものは考えようで、寒いときには寒くなるのが自然の摂理。低水温がいつまでも続くことはないだろうし、続いてもグレは慣れて釣れるようになるでしょう。
さて、こんな状況に狙うなら、海部郡の牟岐津島(むぎつしま)がいいでしょう。牟岐港には大島に行く船と津島に行く船に区別はありません。しかし、渡船によって大島が得意、津島が得意にわかれます。津島は大島より浅いポイントが多いので根ズレでバラス人も多いようです。ハリスは1.7号くらいで、強引に取り込むのがコツです。津島も沖で抽選があり、2月なら少しでも南にある6番回りが好調です。問い合わせは馬場渡船弘漁丸(TEL0884-72-2182)へどうぞ。
高橋秀典(たかはしひでのり)徳島の磯釣りに精通し、徳島つろう会、FROM・1事務局などで活躍。徳島市内にあるたかはし釣用品の二代目。




