徳島:磯釣り王国フルスロットル/牟岐大島はグレ爆釣キープ
2009年12月25日 高橋秀典(たかはしひでのり)日和佐磯は水温16度がグレ&マダイ狙いの境目!!
朝、テレビをつけるとおなじみの連続テレビ小説で石黒賢さんが「ウェルかめ~」と叫んでいます。そのドラマの舞台となっているのが徳島県海部郡の美波町。ここは2006年3月31日に日和佐町と由岐町が合併してできた町。そう、磯釣りで昔から有名な地でありますね。いまでも美波の磯というより、日和佐や由岐の磯と呼んでいる方が多いと思います。その日和佐で磯釣りが好調です。
ここは日和佐港を境に、北側が上磯、南側が下磯と呼ばれ、各方面に行く渡船乗り場は違います。上磯は日和佐港より北にある恵比寿浜の亀井港より渡船が出て、木岐と入れ合いになる「沖のハエ」周辺までがエリアです。ここには「大辰巳」「阿瀬比」に好ポイントが多くあります。
また下磯の渡船は日和佐港より出船し、すぐ前にある「立島」から断崖絶壁の千羽海岸沿いの大明神~ダケ回りの磯までがエリアとなっています。この時期ならマダイがねらえる「平家」や「イカリ」、またグレ狙いなら「通り岩」や「ドンドコの平バエ」がオススメです。
絶好釣な牟岐大島。グレが湧いています。写真は12月10日に釣行したときのもので、30~40cmのポッテリ肥えた良型が竿を曲げてくれました
ここ数年、1月は水温がグッと下がってはいないのでまだまだ大丈夫と思いますが、16度台になればグレはあきらめてマダイ狙いに絞ったほうがいいと思いますよ。余談ですが、ここ日和佐の町には番札所の「薬王寺」があり門前町として栄えています。釣りの帰りに拝んでくると「釣行安全」「大量祈願」のご利益があるかもしれませんよ。問い合わせは上磯が朝生渡船(TEL0884-77-1362)ほか、下磯が松井渡船(TEL0884-77-0331)ほかとなっております。
磯釣りネタでもうひとつ、先月も書きましたが牟岐大島が絶好調です。12月後半、あちこちで湧きグレが見え、「屋形」「沖富士」などの磯周辺はグレが釣れ盛っています。多い場所では全体で30~40cmが40~50匹と爆釣です。このグレですが、二ケタ以上釣れるほとんどが湧きグレで、釣れるポイントもほぼ同じ磯。しかし、釣り方で釣果に差がつくよう。
まずウキ下は1ヒロ以内と浅めで、遠投してポイントを直撃します。アタリはウキでとらず竿先で感じましょう。あとひとつ、ハリスは細めを使います。シモリ際を狙わず沖の水深のあるところがポイントなので、思ったより細いハリスでも取り込むことはできます。ポイントを知りつくした地元の名人は1~1.2号で40cmオーバーを釣っています。問い合わせはモバイル釣りサンデー協力店の山下美敏渡船(TEL0884-72-0449)へどうぞ。
爆釣スタートで新年を迎えたいならウチノ海のイカダへ
正月早々、釣りで貧果はいただけません。やはり大漁が一番。簡単にたくさんの釣果を得て勢いをつけるのなら、鳴門市にあるウチノ海のイカダでサヨリやイワシを釣りましょう。魚の大きさはともかく、どちらも最近では高級魚と呼ばれる魚です。それなりの仕掛けで釣れば楽しさも十分。サヨリはノベ竿でウキ釣り、イワシはサビキ仕掛けで釣りましょう。サヨリは25~35cm、イワシは20cm前後が釣れています。半日で各100匹ずつを目標にしてもクリアできますよ、きっと。また釣れたサヨリやイワシをエサに、底で泳がせておけばヒラメやハマチといった大物が釣れることもあります。問い合わせはこちらもモバイル釣りサンデー協力店の細川渡船(TEL090-3180-3960)へ。
さて今年も一年、お世話になりました。ちゃんねるウエスト徳島版は皆様のお役に立ったでしょうか。また来年もよろしくお願いします。そして、年が明けてから読まれた方、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
高橋秀典(たかはしひでのり)徳島の磯釣りに精通し、徳島つろう会、FROM・1事務局などで活躍。徳島市内にあるたかはし釣用品の二代目。




