ちゃんねるWEST

徳島吉野川河口の飴色ハゼ/由岐磯&イカダ魚種多彩

2009年10月26日 高橋秀典(たかはしひでのり)

手軽に美味なハゼが三ケタ!! ファミリー釣行にうってつけ

秋も深まってきました。暑くもなく寒くもない行楽のシーズンです。釣れる魚も多く、釣りにとってもベストシーズン。ほかの行事も多く、なかなか釣りばかりには行けないかもしれませんが、家族サービスと釣りのバランスを考えて、ご家族そろっての釣りはどうでしょうか?

河口から上流10kmほどの、足場のよいところならど...河口から上流10kmほどの、足場のよいところならどこでも狙える吉野川河口のハゼ。きれいな飴色をしており、食べても非常に美味。ご家族そろって楽しんでみては?

家族で手軽に釣りを楽しむのなら、このシーズンならハゼ釣りがオススメです。四国一の大きな川、吉野川(よしのがわ)は水量も多く流れもあるため、ハゼもきれいに育っています。そのため昔から吉野川のハゼは「飴色のハゼ」といわれています。徳島市内の吉野川河口付近なら安全に、そして手軽にハゼが釣れます。川の幅が1kmもある川だけに汽水域も長く、河口から10kmほど上流までの、左岸右岸の足場が良いところすべてがポイントです。 

ハゼは食べてもおいしい魚ですが、その風貌からなのか、あまり釣っている人を見かけません。そのため釣り荒れせず、いつ行ってもかなりの確率で三ケタ釣りが出来るでしょう。仕掛けは、のべ竿でのウキ釣りでも、チョイ投げのブッ込み釣りでも楽しめます。簡単に釣れる魚だけに、ぜひ家族そろって楽しんでみてください。最初はエサのゴカイやハゼにさわることの出来なかった子供が、釣れ始めるとだんだん慣れて積極的にさわれるようになりますよ。また、自分の釣った魚はほとんどの子供が食べたい、といっています。フライなどにすれば、淡泊な味のハゼに魚嫌いだった子供も舌鼓を打つに違いありません。子供の魚嫌いを直すためにも、ぜひハゼ釣りをどうぞ!

近場でスリル満点のフカセ釣りを楽しむのなら由岐磯へGO

さて、今年は暖冬との予想ですが、少し水温が下がってくれば磯釣りシーズン全開です。磯釣りの楽しみ、醍醐味は魚とのやり取りや引きの強さを楽しむこと、そのかけ引きでいかに大物を取り込むか、というのがあると思います。そのため、大物を求め遠くに足をのばすわけですが、近くでそのスリルを味わえる磯があります。

それが美波町(みなみちょう)の由岐(ゆき)磯です。ただし、ここでは超大物が釣れるわけではありません。ただグレなどの磯魚が非常に取り込みにくいのです。例えば、「テグス」という磯はその名前の通り、30cm程度のグレでもハリスが根ズレで簡単に切れてしまうのです。全体的に浅い磯ですから、引きの強い40cm前後のグレやアイゴに手こずってしまいます。アイゴの引きはグレよりも強く、ハリスを2~3号と太くしても切られてしまいます。強引にしかも繊細にシモリ磯をかわしたときにだけ獲物が捕獲できるのです。

近くで手軽な磯ですが、浅いだけに波には弱く、南東の風によるウネリはもちろん、北の風が強くても波が立ち、出船できないことも多いようです。天候は渡船で確認してから釣りに出かけて下さい。

そんなわけで、ここ由岐は磯止めになることが多いのですが、安心して下さい。同じ渡船で沖にあるイカダに連れて行ってくれます。イカダのチヌ釣りは難しいと思う人も多いでしょうが、イカダからのフカセ釣りなら40~50cmのチヌやマダイが意外と簡単に釣れます。釣り方は磯と同じように沖アミを撒きながらウキ下4~5ヒロで流していくだけです。この時期には青物の回遊もあり、40cm前後のハマチ、カツオ、シマアジなども釣れています。意外と引きが強く楽しませてくれるのが60cmオーバーのボラで、この時期のボラはカラスミになるような卵を持っています。

ほかにも仕掛けや釣り方は違いますが、カワハギ狙いの人は25cm前後を20尾前後、アオリイカ狙いの人は500~1000g級を10パイ前後と釣れるので、天気が良くてもイカダ釣りに行く人も多いようです。問い合わせは有松渡船(TEL0884・78・0684)までどうぞ。

高橋秀典(たかはしひでのり) 高橋秀典(たかはしひでのり)徳島の磯釣りに精通し、徳島つろう会、FROM・1事務局などで活躍。徳島市内にあるたかはし釣用品の二代目。

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