徳島:ウチノ海チヌにサヨリ絶好調/フカセのチヌならメッカ福村磯
2009年08月26日 高橋秀典(たかはしひでのり)意外と簡単かかりのチヌ釣り。今シーズンは当たり年!!
ほぼ一年中、何かが狙える鳴門市のウチノ海。9月になればカセやヤカタからのチヌかかり釣りが絶好機を迎えます。毎年、釣れだしは5月後半から、その後、徐々に型が良くなってきます。そんなチヌですが、今シーズンは当たり年かと思うほど、よく釣れています。
この釣り、とても難しいように思われていますが、いくつかのポイントをおさえておけば、それほど難しくありません。まず仕掛けですが、竿は1.5m前後で軟らかめのかかり釣り用を用意します。リールは道糸にヨレのかからない専用リールかベイトタイプを使用。道糸とハリスは通しで、フロロカーボンのチヌ用1号前後とやや細めがいいでしょう。ハリもラインに合わせてチヌバリ1号前後です。この釣りはチヌの引きを楽しむこともそうですが、何よりアタリをとってチヌを掛けることを楽しむ釣りです。少し弱いような気がするかもしれませんが、潮の流れに影響されないような細仕掛けでトライすれば、繊細なアタリも取りやすくなります。
次にエサですが、いろいろなものを用意しましょう。シラサエビをベースに、オキアミ、ネリエ、コーン、生サナギなど、その日の状況に合わせたエサがなければアタリも取れません。ダンゴの練り方もポイントです。やや柔らかめに練って、サシエを抜きやすくします。後はタイミング。アタリらしきものを感じたら、その感覚を信じて大きく掛け合わせてみましょう。掛かったときの感触はフカセ釣り以上かもしれません。
8月19日、ウチノ海のヤカタで両親が釣り上げたサヨリ。30cm前後と良型ぞろいで、数も二人で120匹ほど釣っていました
チヌのほか、5月中旬に産卵のため急に食いの止まったサヨリが、8月中旬からやっと釣れだしました。海面下には15cm前後のエンピツサイズが多く見えますが、その少し沖や、やや深めのウキ下で釣ると30cmオーバーが多く釣れます。
サヨリ釣りは、ノベ竿を使ったウキ釣りです。マキエにヌカと赤アミを混ぜたものを使い、小粒のオキアミ、もしくは大粒のアミエビをサシエに使います。エンピツサイズや、エサ取りのサバ、小アジが多ければ、マキエの赤アミを減らしヌカを主体にします。それでもエサ取りが多いなら、サビキ仕掛けでアジやサバを釣ってお土産にする方がいいかもしれません。とにかくサヨリやアジなどで、クーラーが満杯になることは間違いありません。問い合わせはモバイル釣りサンデー協力店の細川渡船(TEL090・3180・3960)まで。
解禁当初は淡島回りから。30cm前後と中小型メインも数狙える!
アユの解禁も待ち遠しいものですが、9月1日の福村(ふくむら)の磯開きを待ち遠しく思う人も多いかと思います。まだ暑さも残る9月ですが、さっそく第一週の日曜日から、ここ阿南市の福村磯で釣りメーカーのチヌ釣り大会が開催されます。やはり徳島県で磯のチヌ釣りといえば福村磯が代表格なのです。その後も、釣連盟のチヌ釣り大会などがあるため、磯開き後は熱心に下見をする釣り人が絶えません。
福村磯は大きく4つのエリアにわかれています。北から時計回りに、淡島(あわしま)回り、中津島(なかつしま)回り、丸島(まるしま)回り、烏帽子島(えぼしじま)回りとなります。一概にはいえませんが、シーズン当初は北の淡島回りから、徐々に南寄りのポイントでも食いが立ってくるようです。ここで釣れるチヌのサイズは25~35cmと、磯からにしてはやや小型が多いですが、本格的な落ちチヌシーズンには二ケタ釣れることも珍しくありません。このシーズンの問題はエサ取りの小魚です。サシエはオキアミだけではなく、カニやイガイ、コーン、ネリエなど多種類用意しておいて下さい。福村磯への渡船は、林渡船(TEL090・1003・7696)へ。
高橋秀典(たかはしひでのり)徳島の磯釣りに精通し、徳島つろう会、FROM・1事務局などで活躍。徳島市内にあるたかはし釣用品の二代目。




