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岡山まだまだ夜釣り投げの大物/カレイは塩飽・笠岡諸島で

2008年10月10日 中田康竿(なかだこうかん)

10月上旬の海水温は25年前と変わらず!? カレイの本番入りは下旬以降か

「カレイの話がねぇーよ(ないよ)なぁ~」ツロットの岩部会長と交わした10月7日朝の会話だ。現在の海水温は24~25度といったところだが、私たちのフィールドである塩飽(しわく)海域でも、年々カレイの釣れだしは遅くなっているように思われる。が、一部マスコミを喜ばせるだけの地球温暖化の影響だろうなんていうのはどうかと思う。地球の歴史を思うと、長いスパンで考える必要があるのではないだろうか。参考までに、昭和58年の10月上旬の平均水温は24.4度(牛窓水産試験場前)だったので、現在とほとんど違いはない。

ということで、まだまだ夜釣りでコイチ(ニベ)やスズキ、クロダイなどを狙っている釣り人が多いのが現状で、網代諸島(あじろしょとう)や本島(ほんじま)など、安定的に釣れている。特にスズキは投げ釣りで75~85cm、クロダイも45~50cmの大型が確率よく狙えるので楽しい。コイチは潮によってムラがあるが、これまた11月中旬までは十分釣れるので行ってみよう。

上は以前、本島の小阪港で釣ったマコガレイ。下は数年...上は以前、本島の小阪港で釣ったマコガレイ。下は数年前の全日本サーフ岡山協会大会の審査会場での藤井正巳さん。40cmと34cmのマコガレイ

さてカレイだ。この海域で釣れるのは大半がマコガレイだが塩飽海域や笠岡諸島(かさおかしょとう)で面白くなってくる。小豆島、宇野(うの)沖諸島もしかりだが釣り場までの交通を考えると、やはり塩飽、笠岡諸島が便利だ。釣れるカレイも30~40cmと良型、初期は数もまばらだが今月下旬から11月初旬がピークとなるはずで数も一人5~10匹と好釣果が期待できる。

笠岡諸島の沖にある塩飽諸島では佐柳島(さなぎしま)・長崎(ながさき)港の周辺や本浦(ほんうら)港で良型が狙える。また高見島(たかみしま)の浦(うら)港、高見港の波止や一文字などが面白い。これらの島へ渡るには数人以上のグループ釣行が原則で、笠岡港から釣りサン協力店の福屋渡船(TEL090・3374・8591)が早い。

下津井(しもつい)沖では広島(ひろしま)、本島がいい。われわれが好んで行く釣り場だが、広島では南の甲路(こうろ)から釜ノ越(かまのこし)、江ノ浦(えのうら)港などが足場もよく、良型の35~38cmが狙える。朝まずめの時合いにはマダイ、クロダイ、スズキの大型がアタックしてくることもあるので、エサはマムシ、アオイソメだけでなくコウジも用意して行こう。北や西に面したハジカミ鼻から茂浦(もうら)、市井(いちい)なども良型のマコガレイが狙える。ハジカミ鼻周辺は足場の悪い磯場から竿を出すので注意のこと。

本島は尻浜(しりはま)から生ノ浜(いくのはま)の前にある一文字、遠投は不要で内外投げ分けてみよう。ほかカブラサキ鼻、黒鼻が面白い。港では小阪(こさか)港や泊(とまり)港の波止、遠投するとセトダイも釣れる。これは煮付けて美味しい魚である。渡船は釣りサン協力店のきりしま丸(TEL086 ・479・7959)、たい公望(TEL086・479・9581)が下津井から。グループ釣行のこと。

その他、アオリイカが回遊している。下津井沖では本島や牛島(うしじま)などで型は15~18cm、いわゆるエギングで狙うのが普通。2号程度の餌木がいいようで、数も多い人は軽く二桁というからこれまた面白い。月末には20cmオーバーの中型も釣れるようになるので皆さんもやってみたらどうだろう。問い合わせは前記協力店へ。

秋の一日、ファミリーで出かける人もいるはずだ。高梁川(たかはしがわ)河口や旭川(あさひかわ)河口にはハゼが釣れるポイントがたくさんある。また児島(こじま)湾岸の小港などもおすすめ。型も13~18cmとまずまずで、簡単に数が釣れるので楽しい。満ち潮に分がありエサはアオイソメかスナゴカイがいい。

中田康竿(なかだこうかん) 中田康竿(なかだこうかん)1947年生まれ。釣りなら何でもやるマルチプレイヤーだが、投げ釣りが好き。通称キャプテン。倉敷ツロットサーフ所属。

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