岡山:電気ウキの小磯メバル盛期/濃地&笠岡でコブダイ狙い!?
2010年02月09日 中田康竿(なかだこうかん)産仔シーズンで食い渋いものの20cmクラスが狙える春告魚
2月初めの寒波で海水温も8度前後まで下がり、魚の動きが鈍い瀬戸内東部海域。なかなかいいニュースをお届けできないが、これから少しは上向いてくるのではないかと思うのは、例年のデータからである。
島しょ部での小物釣りは、小磯からのウキ釣りでウミタナゴが面白い。日だまりの磯でブツエビをエサに釣る。15~20cm級が釣れるし、メバルやカサゴ、クジメも混じるのが下津井沖では濃地(のうじ)諸島や長島(ながしま)などだ。夜釣りでメバルを狙う人もいるが、産仔期に入っていて若干食いは渋いよう。私もチャンスをうかがっているが、風の強い日が多くなかなか行くことができないのが現状。ただ風のない夜もあるので、そういうときはチャンスだと思う。
磯ではワカメやガラ藻がけっこうあるので、沖めを釣るのがいいと思う。1~1.5号の磯竿を用意しよう。電気ウキを投げて潮に乗せて流す。エサはアオイソメやスナイソメ、カワモロコを使う人もいる。いまはまだ数は望めず、15~20cmを半夜釣りで十数匹といったところだ。3月に入れば春告魚ともいわれるメバルは、活発にエサを追うようになるだろう。カサゴの探り釣りは下津井地区のすぐ沖にある各一文字、本島(ほんじま)・小坂(こさか)の沖波止もいいポイントだ。倉敷市下津井地区の渡船業者ではモバイル釣りサンデー協力店のたい公望(TEL086・479・9581)やきりしま丸(TEL086・479・7959)が情報に精通している。
水深のある場所を狙えばマダイもまだアプローチ可能!!
上は昨年2月の月例で71cmのコブダイを仕留めた杉原さん。これよりも大きなモンスターがまだまだ潜んでいるだろう。下は今年1月の月例で45~55cmのマダイを釣った岩部会長。羽佐島での釣果だった
投げ釣りではいまの時期の狙いはアイナメ。しかし、以前にも書いたように塩飽諸島や笠岡諸島の沖の島々まで行くことになる。ほかに面白いターゲットを紹介するとなるとコブダイだろうか。50~75cmの中型、良型が竿先を絞り込む。広島や本島、近くでは六口島(むくちじま)などにもいい場所がある。道糸8~12号、ハリス10~14号の太仕掛けで臨むが、それでも取り込めないような大型も潜んでいる。エサは投げ釣りの場合、太めのマムシ(ホンムシ)でいい。またコイチ(ニベ)も単発ではあるが40~45cmの型を見ることができるのが与島や本島など。
少々前(1月17日)になるが、倉敷ツロットサーフが月例会を開催したときには羽佐島(わさしま)でマダイが釣れている。45~55cmと良型だった。釣ったのは岩部会長、場所を選んで行けば低水温でも釣れることがわかったのは収穫だった。乗っ込み期とは違って水深のあるポイントで狙ってみよう。いまの時期のエサはマムシでいいのではないだろうか。
さて、キチヌ(キビレ)はボツボツ釣れてはいたが、スズキは食い渋っている河口域、これから本格化してくるだろう。毎年、今頃には風のない夜、そして大潮から中潮回りで満ち潮のときに竿を出すのだが、60~85cmとキープサイズが釣れるのがうれしい。そろそろクロダイも釣れるのではないかと思っている。高梁川河口、倉敷市水島側の護岸から一昨年には2月半ばにスズキの60~80cmを二ケタ、クロダイも50cmオーバーをクラブメンバーが釣っている。エサはスーパーコウジ、まだエサ取りの少ない時期だからアナジャコも投げ釣りのエサとしていいと思う。
中田康竿(なかだこうかん)1947年生まれ。釣りなら何でもやるマルチプレイヤーだが、投げ釣りが好き。通称キャプテン。倉敷ツロットサーフ所属。ブログ「キャプテン康竿の独りごち」




