越前:三国沖アマダイ好シーズン/越前海岸では大型メバル
2008年12月22日 猪坂武宏(いさかたけひろ)甘美な鯛がお待ちかね。天候の回復を祈ろう!
ここしばらくなぜか週末のたびに大荒れの天気。福井に住む釣り人はかなりストレスがたまっているに違いない。磯も船も絶好調なだけにこの天気が本当に恨めしい。磯では相変わらず大型のマダイが回遊しているようだ。60cmクラスまではコンスタントに上がっているが、それ以上のクラスと思われる大物をバラしてしまったといった話が頻繁に聞かれる。船ではハマチか過激に釣れている。半夜のエサ釣りでは出船さえできればクーラー満タンが確実のようだし、ジギングでも入れ食いを楽しめている。年末年始の休みには、いい凪になってみなさんのストレスが解消されるといいんだけど・・・。
冬場の船釣り好ターゲットであるアマダイ。出船できる日は少ないが、うまく釣りが成立すれば好釣果が期待できる。写真は12月16日、榮昇丸・源野晃司船長の試し釣りでの釣果
さて、これからの時期、船釣りの人気ターゲットといえば三国(みくに)沖のアマダイだ。シーズン序盤ながらよい釣果の報告が入ってきている。見た目も綺麗で食べてもめちゃくちゃ美味しいアマダイは、これから春にかけての人気の釣りモノ。外道で釣れてくる魚がレンコダイやカレイなど美味しい魚ばかりなのも魅力のひとつ。荒れの合間をぬっての出船となるので、釣行のチャンスは少ないが、ポイントを知りつくした船頭の船に乗れば相当な釣果を期待できる釣りなので、一度チャレンジしてみてはいかがだろう。
アマダイのポイントは海底が泥。船を流しながら泥の中に潜むアマダイを誘い出す。仕掛けはもちろんのこと、オモリやエサにも船頭独自のこだわりがあったりするので予約の段階で必ず詳しくきいてみること。通常はアマダイ用に市販されている天秤仕掛けでOK。水深や潮の速さにあわせてオモリは使い分ける。三国沖ではだいたい50~100号くらい。エサはオキアミ、ホタルイカ、イカ短、アオイソメなど。釣行時期の水温で食いのよいエサがかわることがあるので、数種類用意したほうがいい場合もある。
一般的な市販仕掛けを使う場合の釣り方は、とにかくオモリを底から離さないこと。オモリが海底を引きずるように常にラインの方向や竿先に気を配り、底取りを丹念に行う。ときおりオモリで海底をコヅいて泥の煙幕を作ってやるのも効果的だ。アマダイ狙いの詳しい釣況や予約は坂井市(さかいし)三国町の崎漁港(さきぎょこう)の榮昇丸(えいしょうまる)、源野(げんの)船長(TEL090・3767・5023)まで。
25cmオーバーの釣果がぞくぞく!ルアーの使い分けがキモ
越前海岸(えちぜんかいがん)一帯では、ルアーで狙うメバルが好調だ。ランカーサイズが狙えるフィールドとして人気の越前海岸だが、今年も25cmを超えるサイズの釣果が続々と入ってきている。12月3日には南越前町河野(みなみえちぜんちょうこうの)の地磯で、越前市の上田亮(うえだたかし)さんが22~28cmを1.5インチワーム&ジグヘッドでゲット!! 30cm超を含めて二ケタの釣果といった報告も珍しくなく、今年も春まで楽しめそうな気配だ。
越前海岸でのメバル狙いの場合、時期によってベイトがシラスになったり稚アユになったりと変化するので、それに合わせてルアーを使い分けるといい。通常は1.5インチ程度のワームが定番だが、稚アユなど大きいベイトが入ってくると4インチほどのワームで爆釣といったこともある。もちろんワームだけでなくミノーやメタルジグなどのハードルアーも状況に合わせて必携だ。冬場の防波堤や磯は岩海苔などがつき、普段はなんでもない場所が危険な場所と化していたりする。スパイクブーツ、ライフベストなど安全装備を万全にして楽しみたい。
猪坂武宏(いさかたけひろ)1970年生まれ。越前海岸一帯がメインフィールド。ソルトルアーがメインだが、マダイやヒラメ狙いの船釣りにもハマって修行中。フィッシングタックルフジノ福井店スタッフ。




