越前:にぎやか磯釣り絶好調/グレにヒラマサに真鯛まで
2008年11月26日 猪坂武宏(いさかたけひろ)口太だけでなく尾長の良型も!遠投カゴ釣りでは89cmのマダイも登場
11月下旬、私の住む福井県は記録的に早い初雪にみまわれ、秋から一気に冬になってしまった感じだ。日本海側は北や西からの冷たい風が吹く、冬型の気圧配置になると大荒れになってしまう。そんな冬場でも、北陸に住む熱い釣り人は荒れの合間を狙っては海にかけつけ竿を出す。これからまだまだ熱い釣りシーズンは続くのだ。無理をせず、フローティングベストやスパイクブーツなどの安全装備を完璧にして、釣りを楽しみたい。
越前海岸は磯釣りが絶好調。フカセ釣りでは口太だけでなく尾長も釣れ、11月16日には鯖江市の八木龍一さんが鮎川の地磯で口太と尾長の40cmオーバーを仕留めた。また遠投カゴ釣りでは50~70cmのマダイがコンスタント。11月14日には鯖江市の増田憲一さんが左右の地磯で89.2cm、9㎏をゲットした
さて現在、越前海岸一帯では磯釣りが絶好調。天候しだいで年明けくらいまでは十分楽しめるだろう。グレはオキアミをエサに磯フカセ釣りで狙う。ここ数年は地球温暖化の影響か、これまであまり釣れることのなかった尾長グレの良型も釣れるようになってきた。鯖江市(さばえし)の八木龍一さんは11月16日、福井市鮎川(あゆかわ)の地磯で尾長と口太の40cmオーバーを連続ヒットでゲット。丹生郡越前町右左(にゅうぐんえちぜんちょうそう)の沖磯でも40cmオーバーのグレがコンスタントに釣れている。越前海岸では例年50cmクラスも釣れているので、今までの状況から今年も大型グレは期待大だ。
ここ数年あまりパッとしなかった磯釣りでのヒラマサも今年はまずまず。今のところ釣れているサイズは60~70cmと小ぶりだが、スリリングなやり取りを楽しむには十分なサイズ。これからのサイズアップに期待したい。オキアミをエサに遠投カゴ釣りや磯フカセで狙う。
例年になく好調な釣れっぷりなのがマダイ。11月14日には鯖江市の増田憲一さんが越前町左右の地磯で89.2cm、9㎏を夜釣りの遠投カゴ釣りでゲット。50~70cmクラスはコンスタントに釣れている。日中にも狙えるが大型は夜釣りに分があるようだ。
河川では落ちアユ飽食のメタボなシーバス狙い。90cmオーバーも!
河川のシーバスは落ちアユを飽食したグッドコンディションの大型が年内いっぱいは狙える
河川でのルアーフィッシングではシーバスの好調が続いている。九頭竜川(くずりゅうがわ)本流はもちろんのこと、支流の日野川(ひのがわ)、足羽川(あすわがわ)、竹田川(たけだがわ)でも連日釣れている。平均サイズは50~70cmだが、90cmオーバーも相当数ランディングされている。晩秋から冬に向かう時期、落ちアユを飽食しデブデブに太った、重量感あるシーバスとのスリリングなファイトは格別だ。
夜釣りがメインとなるが、雨が降り、濁りが入れば日中でもOK。夜釣りならルアーは落ちアユを意識した11cm以上のトップウオータープラグかシャロータイプのフローティングミノーがお勧め。ルアーを自分より上流側へキャストし着水後下流への流れに乗せて自然にルアーをゆっくりと泳がせる。弱った落ちアユが流れに負けて下流へと水面をゆっくり下っているイメージだ。シーバスが水面を割ってルアーに襲いかかる時の音は何度聞いても興奮する。早合わせは禁物。ロッドにシーバスの重みが乗ってから大きくアワセを入れること。もしシーバスがミスバイトした場合は落ち着いてそのままルアーを流し続けるといい。かなりの確率で再度バイトしてくる。
落ちアユパターンでヒットがない場合や、日中に狙う場合はバイブレーションプラグも有効。シーバスがついていると思われる橋脚周りや沈み根、かけ上がりにバイブレーションプラグをダイレクトに送り込み、攻める。水温の低下とともに下流域へ移動していくが、年内いっぱいまでは楽しめるだろう。
猪坂武宏(いさかたけひろ)1970年生まれ。越前海岸一帯がメインフィールド。ソルトルアーがメインだが、マダイやヒラメ狙いの船釣りにもハマって修行中。フィッシングタックルフジノ福井店スタッフ。




