越前:九頭竜シーバス絶好機/魚食魚にぎわう波松海岸
2009年10月26日 猪坂武宏(いさかたけひろ)落ちアユパターン突入! 足羽川ならスニーカー釣行も可能
そろそろ寒い季節がやってくる。冬型の気候になると、空はどんよりと厚い雲に覆われ、越前方面の海は大荒れ。でも、日本海の魚を食べるならこれからの時期が一番良い。寒くなるにつれてどんどんおいしくなっていく。天気予報を十分確認し、ライフベストやスパイクブーツ、防寒着などの装備を完璧にして美味なる魚をゲットしよう。
九頭竜川水系では、落ちアユパターンのシーバスゲームが開幕。水面を割って捕食するシーンは非常にエキサイティングだが、冷静に、しっかり食い込ませてからアワセを入れるのが肝心だ
福井県内の河川は、渓流釣りも終了し、アユも終わり。これからの九頭竜川(くずりゅうがわ)水系はルアーで狙うシーバスが秋のベストシーズンを向かえる。アユが落ちだす10月後半から始まり、11月がベスト。そして雪が降ったりして水温が下がるにつれて釣れなくなっていくのが例年のパターンだ。今年もすでに、釣れたシーバスを食べようとお腹をさばいたらアユがぎっしり詰まっていた、との情報もあり、落ちアユパターンでシーバスがいい感じで釣れている。
九頭竜川水系でシーバスを狙える主な河川を簡単に紹介しよう。一番下流にある支流の竹田川(たけだがわ)は川幅が狭く、ポイントの絞り込みがしやすい。橋脚などのストラクチャーや用水路出口などをラン&ガンで狙っていくと面白い。日野川(ひのがわ)は九頭竜川に次ぐ大河川。日野川へ注ぐ支流の水門や堰堤など、流れに変化のある場所を狙うと良い。足羽川(あすわがわ)は福井の市街地を流れている。シーバスが狙える範囲はほぼ全てコンクリートの護岸になっているのでスニーカーでの釣行もOKだ。九頭竜川本流はアユのストック量や水量の面で一番遅い時期までシーバスを楽しむことができる。
落ちアユパターンで主に使用するルアーはタックルハウス・リップルポッパーやバーンズ・リビングデッドなど11~20cmのトップウォータープラグ、同サイズのダイワ・ショアラインシャイナーやデュオ・タイドミノーなどのフローティングミノー。ルアーを上流へキャストし、糸フケを取りつつ下流へゆっくりと泳がせていく。弱った落ちアユが流れに負けて水面を下っていくイメージだ。水面を割って捕食するシーバスを目の前にすると興奮し体が勝手に反応してしまうが、早アワセは禁物。食い損ねがかなりの割合であり、フッキングしていない場合、そのままルアーを流し続ければ追い食いしてくることがままあるからだ。ロッドにしっかりシーバスの重みが乗ってから確実にフッキングすること。水面での反応が見られない場合や深場のブレイクを狙う場合はジップベイツ・ザブラバイブやバスデイ・レンジバイブなどのバイブレーションプラグも有効。
キス釣りポイントとしても有名な波松海岸だが、現在はルアー釣りや投げ釣りでのフィッシュイーター狙いがアツい! マゴチやヒラメ、さらにはサワラに尺アジなど、日替わりでいろいろな魚種が楽しませてくれる
福井県北部の波松海岸(なみまつかいがん)ではルアーや投げサビキなどのサーフキャスティングでいろいろな魚種が狙えている。30~50cmの良いサイズのマゴチやヒラメをはじめ、アジ、シオ、ハマチ、カマス、シーバス、サゴシ…日によって釣れてくる魚種にムラがあるようで、尺オーバーのアジが入れ食いになる日もあれば、サゴシどころか80cmを超えるサイズのサワラがヒットすることもあり、連日多くの釣り人でにぎわっている。
ルアーの場合は20~60gのメタルジグを使用する。ルアー以外ではオーナーばり・遠投ジグサビキのような市販されているキャスティング用のサビキやデュエル・スキップバニーなどサーフトローリング用の仕掛けを使用する。波松海岸には限られた駐車スペースしかないので、駐車時のマナーを守って釣行しよう。
猪坂武宏(いさかたけひろ)1970年生まれ。越前海岸一帯がメインフィールド。ソルトルアーがメインだが、マダイやヒラメ狙いの船釣りにもハマって修行中。フィッシングタックルフジノ福井店スタッフ。




