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年無しキャッチ寝ウキ細仕掛け紀州釣り最高!
投稿日:2008年04月18日
ひたすら投げては回収我慢の釣り。満潮が近づく午前9時、大きくウキが消し込んだ!
午後3時、ジャスト50cmの年無しを追加してこの日の本命は2枚。なんの反応もなかった海中でフグが活動をはじめたのが本命の前触れだったのか
ということでひたすら投げては回収するだけの、我慢の釣りが続く。2時間ほど打ち返したが、20cmほどのキスが1匹釣れただけ。私の予測では、満潮の9時半前後に時合いが訪れるはず。その時間に集中するため、早めの朝食をとる。そして9時過ぎ、微かにダンゴを触る反応が! 経験上これはチヌだと判断、ウキ下を1ヒロ深くしてダンゴを先ほどより強く握って投入する。すると着底後、やはりダンゴを触る反応。これは間違いない、竿を持つ手に力が入る。ダンゴが割れてしばらくして…大きくウキが消し込んだ! 竿が軟らかいので糸フケを取って、大きくアワセを入れる。乗ったと同時に、一気に沖に走る。スプールの逆転が止まらないが、無理に止めずとりあえず走らせる。
しばらくすると動きがストップ。ここから一気に寄せにかかる。時折大きく突っ込まれるが、竿を8の字に返し、魚の動きを止める。軟調竿のこのやり取りがZERO寝ウキ釣法のもうひとつの魅力でもある。しばらくやり取りをして、海面に姿を現したのは紛れもなくチヌ。一発でタモ入れを決めた。狙い通りの一枚にホッとひと安心。サイズは46cmとなかなかで、スカリにチヌを入れ、すぐ追加を狙う。まだ気配はむんむん。しかしうまく食わせることができないまま、しばらくすると気配がなくなってしまった。
田辺周辺には紀州釣りの好ポイントがずらり。水温の上昇とともに数も出る
親父の手ほどきで紀州釣りを覚えたのが小学生のころ。以来二十数年、年中チヌを追いかけているわけだが、楽しすぎてやめられません。紀州釣り、最高!
お昼になり、沖向きで竿を出していた土井氏が風で釣りづらいということで、近くの釣り場を散策。しばらくウロウロしたが、結局もとのポイントで午後2時から釣りを再開した。数投すると、アレだけ何もいなかった海に変化が! サシエが取られはじめたのだ。何かな? と思っていたら、2投連続でハリまで取られた。どうやらフグが出てきたよう。フグをかわしながら釣りを続けると午後3時過ぎ、急にサシエが残りだし、ダンゴの割れが少し早くなった。何かいる。30分後、ダンゴが割れ、しばらくするとゆっくりとウキが消し込んでいく。半信半疑ながら、大きくアワセを入れた。
「乗った!」かなりの重量感。バラさないように、慎重にやり取りする。かなりの手応えでまったく寄って来ない。糸を出されては巻くを繰り返し、5分ほどしてようやく姿を見せた。チヌだ、しかもデカイ。姿が見えてからも、何回も突っ込まれる。そしてようやくタモ入れに成功。即メジャーを当てるとジャスト50cmの年無しだった。その後、かすかながら気配はあるが竿を置き、まだ釣果のない池田夫妻の様子を見る。無理をいってカメラマンをお願いし、せっかく田辺まで来てもらったので、なんとか釣ってもらいたい。祈る思いで夕方まで見守り続けたが、願いも虚しく残念ながら…午後5時に納竿とした。
最終釣果は私が46.5cmと50cmの2匹、土井氏が42cm1匹。田辺周辺には磯間をはじめ、田辺港や江川港、天神崎の元島の波止、みなべ町の南部堺漁港など紀州釣りの楽しめるポイントがたくさんある。これからの状況として、水温の上昇とともに数が釣れるようになると思う。またチヌの乗っ込み前線が中紀、紀北と北上してくるだろう。魅力たっぷりの紀州釣りで、ぜひ乗っ込みチヌを狙ってほしいと思う。
(高野広樹:Hi-FIELD会長)
年無しキャッチ寝ウキ細仕掛け紀州釣り最高! おわり
ダンゴ作りに手抜きはできません!
ダンゴはムラなく、ダマができないよう仕上げること。まずベース材2種をていねいにまぜ合わせる。それからチヌパワーと細びきサナギにアミエビを加え、海水を注いで水分をよく含ませたうえでベース材とまぜ合わせるとダマができにくい。素材が均一でないとダンゴの割れがコントロールできなくなってしまう。ココ重要です!
高野さんの寝ウキ仕掛け
乗っ込み本番はまだまだこれから
黒潮の影響を受け水温が高い南紀田辺エリアは早い時期からチヌの乗っ込みがスタートする。南紀の紀州釣りのメッカとして、沖磯でも地続きの波止や護岸でも、多くのファンがダンゴを投入する光景が見られるところだ。全域に魚影が濃く、懐の深い田辺湾岸には好釣り場がまた多い。自分好みのポイントを探して釣り歩くのも楽しいかも







