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カワハギのち 本命マダイ! 欲ばり湾内カセ
投稿日:2008年08月13日
二兎を追って二兎とも得るぞ! 目指せ五目釣り
エサ取りに悩まされるなか、こまめにエサをつけかえアタリを待っていたら突然食ってきた本命の中型マダイ! 大型とはいかなかったがお土産には十分なサイズ
本州最南端に位置する和歌山県の串本(くしもと)は、湾内での養殖業が盛ん。その無数にある養殖イケスにはカセが固定されている。水深20m、深いところでは40mにもなる湾内は大波がまったく来ず、ほとんど揺れない快適な釣り場だ。しかしながら、すぐ目の前は黒潮の本流が流れる外海。ターゲットとなる魚はこの外海からやってくるので、船釣りとかわらないエキサイティングな釣りが楽しめる。
そんな串本のカセを訪れたのは7月26日。この日はマダイを中心に、カワハギなど五目釣果を狙って釣行した。同行したのはしゅうさん、まきんこさんの2人。ともにカセ釣りは初挑戦。朝一番、河田フィッシングの乗船場にはすでに多くのお客さんが出船を待っていた。お客さんが手にしている黒いツブは…「ペレット」である。このエサを使ってグレを狙うらしい。この地ではグレ狙いにはペレットが一番効果的なのだそうだ。しかも、このエサについたグレは夏の時期にもかかわらず身にまったく臭みがなく、造りやしゃぶしゃぶ、塩焼きと何にしてもウマイのだとか。当日も、そんなグレ狙いのお客さんが多いよう。
釣れるものなら何でも…なんて強欲に考える僕らにとっては、グレも一緒に釣れることが理想だった。しかし、残念ながらマダイ五目とグレとではポイントが違うらしい。というわけでグレはあきらめ当初の予定通りマダイ中心の五目釣りを楽しむことに。
胴突き仕掛けでエサ取りに負けずスピーディーに打ち返し
湾内には多くの養殖イケスがあり、そこに掛けられているカセは3人で乗っても問題ない広々サイズ。夏場にうれしいパラソルもあるし、トイレも完備。家族連れでの釣行も安心だ。釣り方に関しては、この季節はとにかく外道がよくエサに食いついてくるので、いかに手返しをよく対応するかが、本命を手にするポイント
ポイントは浅海(せんかい)のカセ。水深は20mほどで、マダイやイサギ、アジのほか、なんでも釣れるという五目ポイントである。外道も多いので、とにかく手返しよく釣るスタイルがここでのセオリーだと船長。カセに移り、さっそくいわれた通りスピーディーに打ち返しのできる胴突き仕掛けをセットした。タックルは船竿30号に300番の両軸リール、道糸はPE2号を使用。そしてサニーカゴL をつけて幹糸6号、ハリス5号、全長3mの3本バリ仕掛けを結び、30号のオモリをつける。上カゴ、下オモリのスタイルだ。エサはマキエ、サシエともにオキアミである。
釣り方は、底まで仕掛けを下ろし、オモリを着底させたままの状態で糸フケを取り、シャクってマキエを放出する。マキエは目詰まりしないよう、カゴへ詰めすぎないのがコツだ。そしてアタリがよく分かるように竿は手持ちが基本。しかし、その基本通りに実行するも、あっという間にエサが取られてしまう状態。「天秤フカセでは手返しが悪くて…」と船長のいっていた意味がよく分かった。胴突き仕掛でないと、とても対応できない。
そんななか、しゅうさんが「何か来た」といいながらリールを巻きはじめた。上げてくるとイサギが姿を見せる。せっかくの第1号釣果ではあったが、いわゆるウリ坊といわれるシマ模様のくっきりとした小型であったため、こいつはリリース。すぐにエサをつけなおして再投入。すると立て続けにアタリがきた。再びリールを巻いてくると今度は大きいカワハギだ。しっかり口にフッキングしていた。船長によると、いいお土産になる良型カワハギも多いのだとか。マキエを効かせ、仕掛けの周りにカワハギを寄せてやろうと、手返しよく仕掛けを打ち返してマイポイントをつくっていく。とにかく最初はエサ撒きに徹した。
オモリ負荷30号3mクラスの船竿がベスト
マダイ五目狙いでは、船竿の30号を用意した。当日は胴突き仕掛けを使用したのだが、天秤仕掛けを使うこともあるので、3m程度と長めの竿のほうが仕掛けを取り回しやすく便利。リールは300番程度の両軸リールを使用する。もちろん電動リールでもいいが、水深20mほどの浅海カセなら手巻きでも十分対応できる
マダイ狙いの胴突き仕掛け
当日使用した仕掛けはハヤブサの「串本カセ胴突」。5cmのショートハリスでアタリを取りやすいのが特徴だ。串本のカセで多い、青物のアタリにも対応できる太仕掛け設計となっているのがありがたい
和歌山県・串本
注
は、釣り場のポイントを指すものではありません。
【交通】阪和道南紀田辺インターを出て、国道42号を南下。串本海中公園を過ぎ、潮岬東入口交差点を右折し、Aコープ先を左折すると船着場。問い合わせは河田フィッシング(TEL0735・62・3812)







