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これから本番 中紀の沖磯シイラゲーム
投稿日:2008年07月07日
一番船はルアーマンが3人。10m近い北西の爆風のなか足場のよいヒラバエに渡礁
水潮、強風に苦戦したがなんとかキャッチした82cmのメス。梅雨が明け海況が安定すればシイラの活性も上がってくる。でっかい万力の出番はすぐそこだ
去年は冷夏だったので中紀でシイラが釣れだすのはかなり遅れたのですが、今年は温暖化の影響(喜んでよいのか?)と黒潮接岸、おまけに、4月後半から5月かけて、いくつかの台風が南紀をかすめるというルートを通ったこともあり、中紀では5月下旬からシイラがよく釣れるようになりました。そして6月中旬からは、日ノ岬(ひのみさき)の沖磯でも釣れだし、その後、白崎(しらさき)沖にある磯でもシイラが本格的に釣れるようになったので、6月30日、これを狙いに行って来ました。
釣行の前日、中紀では大雨が降るという最悪のパターンとなりました。雨は30日未明には上がりましたが…。今回、お世話になった大引(おおびき)の上野渡船に、前夜「出船するのか?」と確認を取ってみたところ「風とウネリは残りますが出船します」ということなので、釣行を決定。同行は釣り友達の松本一世さんです。
上野渡船乗り場に着いたのが午前2時過ぎだったので、受け付けが開くまで仮眠をとります。しかしこの時、低気圧が抜けてすごい風! 3時50分になると待合所が開き、受付名簿に名前・住所・電話番号を記入して渡船代を支払います。
この日、私たちのほかにルアーマンが1人。一番船はルアーマン3人だけでした。ただ、夜中よりは幾分かマシにはなっていたものの、風速10m近い爆風。おまけに、風は南風から北西風に変わっていて、気温もグッと下がってしまいました。
一番船は4時30分でしたが、上野船長に「もう少し明るくなってから出船しよう」といわれたので待機します。4時40分過ぎ、少し遅れての出船。ルアーマン3人でヒラバエに渡礁しました。ヒラバエは足場もよく釣りやすい磯です。ルアーマンなら5人ぐらいなら大丈夫。水深もたっぷりあって、やり取りや取り込みも比較的やりやすい磯です。
早々にタックルをセットし、キャスト開始。立ち位置は、北西風が強いため、私が磯の中央、左側に松本さん、南側の角にもう一人のルアーマンという並びで入りました。
ワインド釣法で4本も先行されて焦り…。待望の初ヒットは正午過ぎジグミノーに!
大引港を出て左手、烟島(けむりじま)の沖に浮かぶヒラバエは足場がよく、水深も十分の比較的釣りやすい磯だが南からのウネリが大きかった当日は頭からシブキをかぶることもあった
前日の雨の影響で潮は白っぽく、低気圧の通過で南からのウネリが大きくなっていました。満潮と重なっていたこともあって、時折頭からシブキをかぶります。私は、水潮が入って活性が低いと思い、大型ミノーでレンジを下げてチェックしてみることにしました。
8時前まで波、風に悩まされながら釣りましたがアタリはなし。最初にヒットさせたのは南角に入った人でした。70cmクラスのシイラでした。釣り方はワインド釣法。群れは小さいのか、これは単発に終わりました。
下げ潮に入り、潮の色も少しマシになりました。それぐらいから、回遊がポツポツあって、南角に入った人はワインドでパターンをつかんだようで、70~80cmを4尾キャッチし、11時の見回りの船で帰っていきました。残った私たちは、追尾はあるものの、いまだシイラをキャッチできず。かなり焦りが…。
12時過ぎ、私に待望のヒット!! ジグミノーをトゥイッチング用に改造したルアーにヒットしました! 活性の低いときや、スレたシイラを狙う場合はダートアクションの動きがよく効きます。82cmのメスシイラをなんとかキャッチしました。その後13時になって、ウネリは落ちましたが、風はさらに強くなってきたので納竿とし離礁しました。
今回は、シイラの活性が低くて天候条件も悪く、非常に難しくつらい釣行でしたが、晴天が続きベタ凪の日はシイラの活性がグ~ンとアップします。トップウオータープラグで狙える「これぞシイラゲーム」という釣りが楽しめるようになると思います。今後は、釣れる数は少なくなりますがサイズは上がり「万力(まんりき)」の異名をもつでかいオスシイラが回遊するようになってパワフルなゲームが楽しめるようになります。
(黒川弘樹:南紀沿岸警備隊)
これから本番 中紀の沖磯シイラゲーム おわり
大引(和歌山県日高郡由良町)
【交通】国道42号紀伊由良駅前の「里(さと)」の交差点から白崎(しらさき)方面へ約7kmで出船港の大引へ
大型ミノーでレンジを下げて…
今回、私が使用したタックルはロッドがエイムス・青弓110H、リールはダイワ・チームダイワX5000HIAでラインはよつあみのガリスキャストマンX8の3号、リーダーは60ポンドです。使用ルアーはエイムス・アローヘッド140S、ジップベイツ・ザブラシステムミノー150HD-S、レプトン・激流王130、タックルハウス・フィードポッパー130、デュオ・プレスベイトHD改
シイラの回遊多い沖磯群
今回利用したのは上野渡船(自宅TEL0738・65・1222、休憩所0738・65・3292)。一番船は夜明けごろ出船、料金は3500円。乗船名簿に記入する際渡船料金を支払うシステムになっている







