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白浜沖水深55m 半夜のアカイカ リールまかせ戦法

投稿日:2010年07月29日

白浜沖水深55m 半夜のアカイカ リールまかせ戦法

標準和名アカイカとは違う南紀の「アカイカ」

南紀でアカイカと呼ばれるのは標準和名ケンサキイカ。... 南紀でアカイカと呼ばれるのは標準和名ケンサキイカ。その呼び名の通り、全身を赤っぽい色に染めるが、透き通るような白色になることも。そんなわけで山陰や但馬ではこのイカを「シロイカ」と呼んだりもするからややこしい

「アカイカが釣れだした!」といっても、どこで釣れだしたかで釣れるイカの種類が変わるからややこしい。南紀や伊豆周辺、房総半島でアカイカといえばケンサキイカのことだが、山陰や但馬海岸、北陸地方では、20kg近くにもなるイカの王様、鮮やかなワインレッドの巨体をしたソデイカのことをアカイカと呼ぶのだ。さらにややこしいのは、アカイカという標準和名を持つイカが存在して、これも釣りの対象になっていることだ。このスルメイカによく似たアカイカは、ゴウドウイカとかムラサキイカ、バカイカという愛称で知られている。

さて、今回のアカイカは南紀が舞台。したがってその正体は身が甘くて軟らかく、釣って面白いケンサキイカだ。関西の奥座敷、泉都とも呼ばれる湯量豊富な白浜温泉の少し先、切り立った海岸沿いにそびえ立つリゾートマンションの傍らに、いくつかの温泉旅館が並ぶ。ここが、ゆっくり静養したい湯治客でにぎわう椿温泉だ。椿温泉では、宿泊しなくても利用できる温泉施設があるので、釣りの帰りに一風呂浴びて帰るのも一興。今回は、椿温泉のすぐ近くにある見草漁港から出船して、アカイカを狙うことになった。釣り船は塩地興次船長が繰船する第二「栄興丸」だ。

潮がブッ飛び!! 50号オモリに40号を追加

午後5時半に出船して白浜沖のポイントへ到着。まだ明... 午後5時半に出船して白浜沖のポイントへ到着。まだ明るく、アカイカの時合いにはまだ間があったが、待ち切れずさっそく仕掛けを投入

この日は、月夜まわりの大潮。ということは、満月が明るく海面を照らし、集魚灯の威力を半減させてしまうから、イカ釣りにはあまりいい条件とはいえない。ただ、ここ2日ほど船数が少ない白浜沖でやってみたところ、意外によくイカが乗ったので、この日の出船と相成ったのだ。午後5時半ごろに出船し、40分余りかかって白浜沖に到着した。白浜の名所のひとつ白良浜が正面に見える。夏休みの間は、白良浜から花火が打ち上げられるので、花火見物をしながらイカ釣りができるという、まさにリゾート気分の釣りになった。

道具立ては、ムーチング調子のワンピースロッド、シマノのバルディフィノ40-255に電動丸400Cをセット。間合いを1.2m取ってヤマシタの浮スッテN2.5号を10個つけたカラフルな仕掛けを用意。ハリスの長さは5cmと短めだ。船長は魚探をにらんで位置を決め、アンカーを下ろしたまではよかったが、50号のオモリをつけて放り込んでみると、大潮とあって潮が飛ぶように速い。さらに40号のオモリを追加し下ろしてみるが、何とか底は取れるものの仕掛けが斜めになって釣りにくい上に誘いが掛けづらいのだ。

出船港詳細
出船港

見草漁港(和歌山県白浜町椿)


【交通】当日は白浜町椿にある見草漁港から出船した。大阪方面からは、阪和道を南下し終点の南紀田辺インターへ。田辺バイパスを通り、そのまま国道42号をしばらく南下すれば白浜町椿へ入る

タックル詳細
タックル

バレにくい軟らかめのロッドがオススメ

バレにくい軟らかめのロッドがオススメ

小型のアカイカは、触腕が軟らかくて切れやすいので腰の軟らかい竿がオススメ。特に波が高いときや潮が速いとき、竿が硬いと身切れしやすい。そこで今回は、シマノのムーチング調子のワンピースロッド、バルディフィノ40-255を使った。仕舞寸法が長いので持ち運びが大変だが、腰が軟らかく粘りがあるので、イカがバレにくい。リールは、シマノの電動丸400C。小型でコンパクトだから、バルディフィノと組み合わせたときのバランスがよい。道糸はPEの2号を使った。潮の速いときは細い道糸ほど抵抗が少なく釣りやすい。潮が速いために流し釣りに変えたので、オモリは50号を使ったが、潮が緩く、船をかけて釣る場合も栄興丸では50~60号が目安だ

仕掛け詳細
仕掛け

間合いはリーチの長さも考慮

間合いはリーチの長さも考慮

自作のアカイカ仕掛けは、幹糸6号、エダス5号で、ヤマシタの浮スッテN2.5号を10個付けたもの。浮スッテNは、昔からある定番商品で、どこの釣り場でも通用するのが強みだ。カラーは定番の赤/白や赤/緑、蛍光タイプなど各色つけて当たりスッテを探したが、当日はこれが当たり!というほどのスッテはなかったが、写真を見返していると蛍光タイプがよかった感じ。エダスの長さは少し短めの5cm。直ブラほどではないが、スッテに動きをつけやすい長さ。間合いは1.2mにしたが、僕よりもリーチがある人は1.5mぐらいあるほうが仕掛けを手繰りやすいと思う

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