@ふぃーるど

  • 和歌山
  • 萩尾

深ダナ狙い的中!大イナヤ南西角 寒グレ&ハマチ

投稿日:2010年01月29日

深ダナ狙い的中!大イナヤ南西角 寒グレ&ハマチ

海水温高ければ好調も当日は17度台に下がって食い渋り

絞めてクーラーに入れたハマチ2尾にグレ1尾をのぞい... 絞めてクーラーに入れたハマチ2尾にグレ1尾をのぞいた、当日の釣果。10年以上ブランクのある二人を助っ人しながらでも十分楽しめたが、こんなもんじゃない釣果が期待できるのが今シーズンの萩尾

「グレ、よー釣れてるデ。やっさん行こや」と誘ってもらったのは、大阪府泉佐野の海新丸船長・宮下さん。もともと磯釣り師で、過去にはいろいろなところへ通っていたようだ。今年は、南紀のグレが好調。周参見(すさみ)あたりから串本まで、全般にいいみたいだ。なかでも宮下さんのオススメは、萩尾(はぎお)。

超有名な潮岬の東側に位置し、いわば隠れた存在といえる。潮岬が冬場の北西風をさえぎってくれるので、けっこう強い風が吹いていても、渡れるのが強み。港の左側が大イナヤ、小イナヤのイナヤまわり、右側がオビラセ、コビラセのヒラセまわり。どちらともグレは食っている。

誘ってもらったのは他でもない、海新丸へビッグフィッシングのオール阪神さんが取材に来て、磯のグレ釣りに行きたい、といったのがきっかけ。なんでも、磯へ上がるのは10年ぶりという。一緒に取材に来ていた、おなじみ今井浩次さんも「ほんならわしも行くわ」となって、助っ人として呼ばれたのである。ちなみに、磯のグレ釣りは、今井さんは、なんとなんと、20年ぶりなんだとか。

萩尾の磯渡しは、浜中渡船の1軒しかなく、競争がない。出船前にあらかじめ、どこへ上がるというのを船長に伝えていたようだ。上がったのは大イナヤ。よー釣れてるでという時期は水温の高いときで、取材前には水温が17度台に下がって、食い渋っていた時期だった。タナも深いという。

ここをよく知る、和深(わぶか)に住む南地さんも同行してくれるという。待合所に早く着きすぎたが明かりがついており、若船長も、娘さんもお母さんもいて、釣り客を迎えてくれる。着くとコーヒーのサービス。ありがたい。途中で買ったパンを食べて朝飯は十分だ。

宮下流と安田流の違いはタナとウキゴムの種類

大イナヤのポイントは、この船着。地方を向いて釣るこ... 大イナヤのポイントは、この船着。地方を向いて釣ることになる。左から潮が流れ、沖でアタリが出た

軽トラックの荷台に荷物を積み、渡船場まで歩く。イナヤまわりからということで、荷物を積み込んだ。大イナヤには我々5人に、サンテレビのクルーが2人、そして一般客が1人。水温が下がり、潮も流れなくなって、本来のポイントは船着なんだそうだが、南西の角に、阪神さんと今井さん、二人並んで竿出ししてもらった。一般客は船着に。

ここのグレは、ハリに近いところへオモリを打つと、極端に食いが悪くなるそうで、ハリスにはできるだけ、オモリを打たないようにと南地さん。それに食っているのが、ウキ下5ヒロ、6ヒロという深いタナ。阪神さんの助っ人には僕が、今井さんの助っ人に宮下さんがつく。仕掛けをセットし、マキエの打ち方、仕掛けの流し方、アタリの出方などを説明。この時点で、宮下さんのセットした仕掛けと大きく違っていたのが、タナとウキゴムの種類。

僕はいきなりウキ下6ヒロに設定し、そこまでにアタリが出るなら、竿をひったくっていくだろうと読んだ。宮下さんは、サラシの際、3ヒロぐらいから徐々にタナを深くしていこうという作戦だった。ウキゴムは、宮下さんは普通のウキゴムに、つまようじ止め。僕は、オーナーばりのスクラム潮受にスクラムラバー、スクラムピンの組み合わせ。

アタリが出たのは安田流のオール阪神さん!

磯のフカセ釣り20年ぶりの今井さんには、グレはなか... 磯のフカセ釣り20年ぶりの今井さんには、グレはなかったが、ハマチの45cmがヒットした

僕のが当たった。というより阪神さんにアタリが出た。サラシの向こうへウキが流れ、しばらく糸を送っていくと、竿までくるアタリが出た。阪神さんの取り込みは、釣り堀スタイル。竿をもっとまっすぐに立て、竿の弾力で魚を浮かせないと、などなどアドバイスしながら、タモの用意。上がってきたのはグレではなくハマチ。出船前に船長が、いまのハマチは脂がのっておいしい、といっていたが、ほんとに脂があっておいしいハマチの46cmだった。阪神さんの写真は撮影したが、使用ギャラが高いので、映像はビッグフィッシングの2月11日放映を見てくださいね。

同じポイントに仕掛けを入れてもらい再び流していると、リールから出ていた糸が、シュルシュルッと、たわんでいたのが、張っていくのがわかった。キタッというと、阪神さんもキタッ。「あれが糸の走るアタリですわ」と説明して取り込んでもらったのはグレ。やったー、グレですわ。32cm。続いて32cm。ひとり、竿を曲げている感じだった。

アタリがないのは今井さん。宮下さんが付きっ切りでアドバイスするが、ポイントが悪いのかアタリが出ない。阪神さんがもう1尾、29cmを釣ってから今井さんとポイントをチェンジ。僕たち助っ人軍も竿を出したが、アタリなし。今井さんに近寄ると、ウキが見えん! と嘆いていたので、トップの見やすい色を選択し、仕掛けもそっくり、阪神さん仕様に取り替えた。

東のポイントに入った南地さんは42cmをキャッチ

この日、お手伝いをしながらちょこちょこっと竿を出し... この日、お手伝いをしながらちょこちょこっと竿を出して、33cmのグレを2尾仕留めることができた

するとどうだ。竿まできたアタリで、チョウチョウウオとみなが呼んでいるシラコダイがヒット。夏場ならおいしい魚だが、ここはリリース。アタリのないところから、仕掛けをチェンジするだけでアタリが出たと、今井さんは驚いていた。

そしてそして、ついに強いアタリに引きが今井さんに。でもなんだかグレではなさそう。上がってきたのはハマチの45cmだが、20年ぶりの磯フカセ釣りで魚らしい魚を仕留めて、さすがの今井さんもうれしそう。これで、僕たちも安心して竿が出せる。船着では好調に竿が曲がり、すでに6尾ほど仕留めていた。東側にお邪魔して、仕掛けを投入。すると1投目からアタリが出たが、素バリを引いてしまった。もっと、ウキが消しこんでから合わせないといけないようだ。今度はじっくりと待って合わせた。ガツン。アー、気持ちがエエですわ。33cmのグレ。

今井さんがお弁当を食べるというのでポイントに入ると、いきなり竿引きのアタリ。しかし、相手が上だった。ハリの上で切られていた。そしてまたまたアタリをとらえ、33cmのグレを仕留める。僕はこの2尾で終了。南地さんは東のポイントに入り、42cmの本日の最長寸と、35cm級を仕留めた。

残りは宮下さん。最後の最後、この日よく当たったポイントへ入って、ラストにグレを仕留めて、磯をあとにした。阪神さんは、またグレ釣りに行きたい! といっていたので、近いうちに出かけることになりそうだ。
安田明彦:海人川人)

深ダナ狙い的中!大イナヤ南西角 寒グレ&ハマチ おわり

釣り場詳細
釣り場

萩尾(和歌山県串本町)


【交通】大阪方面から串本町萩尾へは、阪和道終点の南紀田辺インターを出て国道42号を南下。串本町に入って、潮岬西入口交差点から潮岬方面へ向かい、潮岬観光タワーを回り込んで2、3分でお世話になった浜中渡船(TEL0735-62-1278)へ

タックル詳細
タックル

萩尾のグレ釣り仕掛け

萩尾のグレ釣り仕掛け

当日のタックルは、竿が4.8~5.3mのズームロッド・BB-Xデスピナ1.2号に、BB-XハイパーフォースMg C3000DHGの組み合わせ(ともにシマノ)。道糸は磯スペシャルダイナード2.5号、ハリスはトルネードVハード1.75~2号を使用した(ともにサンライン)。また道糸にはなるほどウキ止1.25号、藤原ウキB、スクラム潮受、オモリBの順にセット。ハリは拳グレ(オーナーばり)の5号を使った

当日のキモ詳細
当日のキモ

深ダナ狙いに有効なスクラム潮受

深ダナ狙いに有効なスクラム潮受

阪神さん、今井さんの仕掛けで、宮下さんと唯一違った点が、このスクラム潮受の部分。これを使ったから食ったという証拠はないにしても、魚が食ったという事実からして、タナが深いときには有効なアイテムだと思う。皆さんも試してみてください

このページの先頭へ戻る

  1. 関西の釣り情報は「釣りサン」に決まり!釣りサンデー
  2. @ふぃーるど
  3. 深ダナ狙い的中!大イナヤ南西角 寒グレ&ハマチ