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味かおり姿ヨシ 玉川峡の極上アユ ラストスパート
投稿日:2009年09月16日
水量は少ないもののたくさんのアユの姿が!
和歌山県北部、丹生川の玉川峡へ入川した9月5日。たくさんのアユがコケを食んでいるのが確認できた
早いものでアユ釣りもそろそろ終盤に突入、さみしいですね。今回は、そんなシーズン終盤の良型のアユを狙って、和歌山県丹生川(にゅうがわ)の玉川峡(たまがわきょう)に釣行しました。玉川峡は、世界遺産・高野山へと続く道、国道371号沿いを流れる渓流で、春にはアマゴ釣り、夏はホタルにアユ釣りにキャンプと、いろいろ、自然と楽しめる河川のひとつです。大阪からも1時間程度で行ける身近な河川なので、他府県ナンバーの車もよく見かけます。
この玉川峡で育ったアユは「味よし・香りよし・姿よし」、で他の河川のアユよりもおいしいと私は思っています。8月30日には、下流域で網入れが行われましたが、上流域は魚保護のため網入れは行なわれません。ですから9月末ごろまでアユ釣りが楽しめます。釣行したのは9月5日、釣行場所は北又橋(きたまたばし=川口橋)から200mほど下流のポイントで、午前10時に現地へ到着。川を見ると水量は少なくなっている様子ですが、たくさんのアユがキラキラと魚体をひるがえし、コケを食んでいる姿が確認できます。
いきなりガツン! ビリビリで20cmをキャッチ
水中の様子。オトリと掛かったアユが走りまわっている
支度を済ませ入川。玉川峡は川幅が狭いため9mの竿では扱いにくく、がまかつの競技スペシャルV-Ⅲ/引き抜き早瀬の手もとを1本抜き、ハカマを装着して7.7m仕様で使うことにしました。仕掛けはがまかつのバレン7号/4本イカリからスタート。瀬尻から養殖オトリをつけて、静かに瀬の中へ泳がせると、ゆっくりオトリが上流に向かって泳いで行きます。すると「ガツン!」目印が走り、竿を持つ手に「ビリビリ」伝わってきます。竿を立て、タモに収まったのは20cmほどのきれいなアユ、よいアユ。
オトリを天然にかえて下流の瀬の中へ。オトリを止めて「チョンチョン」と竿先でオトリの鼻先に刺激を与えて誘いを掛けると、「ドン!」目印が走り、竿が弧を描きます。2匹のアユが走り回る、それを竿の力と糸の強度でねじ伏せ、竿を立ててブチ抜く! タモに飛び込んだのは25cmほどで幅広のアユでした。美しい魚体とアユ独特のいい香り。上流、下流とこまめに移動し、18cmから25cmほどを14匹釣り上げ、昼食としました。
しばしの入れ食いを堪能して午後3時に納竿
午前10時から午前中いっぱいで14匹、昼食後、午後3時までやって7匹追加し計21匹。最大は25cmで、シーズン終盤に満足のいく釣りができた
昼食後、頭ほどの底石が敷き詰まった、浅くゆっくりとした流れの中を見ると、たくさんのアユが泳いでいます。静かに下流からオトリを泳がせますが、人の影や竿の影でもビックリして逃げてしまう。水量も少ないので、余計に警戒している様子。静かに隠れるようにしゃがみ込んでアプローチします。根掛りにも注意し、常にオトリを泳がしておくと、縄張り意識のあるアユが侵入者(オトリ)を追い払おうと泳ぎ回っています。ラインコントロール(オバセ)でオトリを縄張りの中に侵入させると、怒った野アユが後ろから体当たり!「ガツン!」水中が丸見えなので、追い方や掛かり方が良くわかります。
2匹のアユが暴れ回り、ほかの野アユたちはチリチリに散らばって行きます。ひとまず掛かったアユを引き抜き、タモに納めました。これも20cmほどの良型のアユ。オトリを替えて再び静かに泳がしていると、5分もすれば野アユたちは戻って来て、コケを食みはじめます。そして縄張りを意識し出すと、また掛かる…少しの間、入れ掛かりを楽しみ、午後3時、17~25cmを計21匹釣ったところで竿を納めました。アユ釣りシーズン終盤に、良い釣果と美しいアユで楽しい一日が過ごせました。
(廣田敏昭:美釣会)
味かおり姿ヨシ 玉川峡の極上アユ ラストスパート おわり
丹生川・玉川峡
【交通】大阪方面から玉川峡へ行く場合、大阪狭山市や富田林市から国道371号を通って和歌山県橋本市へ入り、紀ノ川に架かる橋本高野橋を渡ってすぐの信号を左折。国道370号を少し走って、橋本橋手前の国道371号を右折して道なりに進むと玉川峡
三拍子そろったアユがお出迎え
和歌山県北部、紀ノ川支流の丹生川に位置する玉川峡。自然が豊かに残っており、ここで釣れるアユは味、香り、姿よしの三拍子ぞろい。入漁券やオトリ取扱店などの問い合わせは、玉川漁協(TEL0736・54・4640)まで
ハリ7号4本イカリでアプローチ
当日のロッドは本文でも紹介したように、がま鮎競技スペシャルV-Ⅲ/引き抜き早瀬の手もとを1本抜き、長さを7.7mにして使用しました。仕掛けは竿側から、天糸/将鱗あゆ天糸スペシャル0.6号4m、上ツケ糸/将鱗あゆツケ糸0.3号1.5m、水中糸/将鱗あゆMETAL X8 ブレイド0.08号2m、下ツケ糸/将鱗あゆPRO TYPE中ハリス0.4号20cm、ハリス/将鱗あゆマジックハリスEX1.2号(いずれも東レ製品)。仕掛けはがまかつのHC A1バレン4本錨の7号(ハリス1.2号)を主に使いました







