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エギングで挑む! 須江のアオリ天国 デイゲーム攻略
投稿日:2008年05月09日
アプローチは全体的にスローな傾向。シャクリの最後にはラインを引っ張る
岩本さんのシャクリは 1.ラインスラックをとる 2~4.シャクリを入れる 5.フィニッシュにラインを張る 6.ラインメンディングをする という流れ。シャクリを入れたあとはきっちりとラインを直線にしよう。風のある日はしゃくったあとすぐにラインを海面につけ、風の影響を最小限にするのも大事だ
「この時期のエギングは全体的に秋よりもスローですね。秋と同じ速い動きでも釣れないことはないので、状況に応じていろいろ試してみてください」と岩本さん。じっくりと餌木を見せたほうが、この時期のアオリイカには効果があるので、必然的に狙う層はボトム付近がメインとなる。キープできるなら中層でもOK。
シャクリはショートジャーク、ロングジャークを適度におりまぜていたが、シャクリの最後には必ずといっていいほど、ラインを少し張るために竿を起こしていた。これはダートして横を向いた餌木を、釣り人のほうに向かせるための操作。捕食態勢に入っているイカは、なぜかフォールしている餌木が変な動きを見せると乗ってくれなくなるからだそう。シャクリ時は不規則な動きに好反応を示すのに…アオリイカとは変なイカだ。
イカのアタリは秋よりも小さいことが多く、居食いのような状況もある。何か違和感を覚えたら合わせるといいそうだけど、アタリが出た場合はすぐに合わせるのではなく、アオリイカが餌木を抱き込む間を与えるよう、ワンテンポ遅らせてから合わせるといいとのこと。乗ったアオリイカが大型の場合は要注意。アオリイカがただ餌木を抱いた状態で、カンナに掛かっていないこともある。「大きいな、と思ってからアワセを入れるのはかなり勇気がいりますが、ドラグが滑らない程度に追いアワセを入れて、しっかりカンナに掛けてください」という。
晴天時は朝イチの時合いが重要。ローライトコンディションなら一日中可能性あり
須江の磯を転々と攻めるも、残念ながら追加できずに納竿。どの磯も釣れそうな雰囲気がぷんぷんしていたのだが…。晴天時の朝まずめの大事さがよくわかった取材となった
取材日は4月22日。予報通りの晴天だったが、問題は前日から残っている南からのウネリ。入るポイントに制限が出る。午前5時過ぎに出船し、ビシャゴと赤崎の間にある湾内の高島へ渡礁。ここはウネリの影響が少なく、風を背中に受けて釣りのできるヤエン釣りでは実績の高いポイント。須江の磯は地形上、風裏がどこかに存在するのがうれしい。
用意を済ませ第一投。赤崎向きにキャストしていた太田さんの竿がいきなり曲がった。「底をとって1回目のシャクリで乗りました!」浮かせてみると700gほどの中型アオリイカ。「このサイズなら多分抜けますよ」と足元まで寄せたイカを一気に抜き上げようとしたところ...ぽろりハリ外れ。残念。
その数分後、またも太田さんにヒット。今回は愛用のオートキングギャフ500を使って丁寧にランディング。釣ってすぐにイカグリップのウエイティングツールシステムを利用して重量を計測すると、1.1kgのまずまずの型。幸先がいい。
朝イチからバタバタとヒットしたので、今日の取材は余裕(?)だと思っていたが、岩本さんは違った。取材前から気にしていたのが天候で、この日は晴天。しかも潮は澄んでいた。この時期のエギングの場合、大型のアオリイカは警戒心が強いためか、基本的にローライトコンディション、つまりまずめ時、曇天、雨などの光量の少ない状況でないと餌木への反応が悪い傾向にある。ヤエンならまだ釣れるのだが。その心配は見事(?)当たってしまった。朝まずめにはヒットしたものの、その後はチェイスがあったのみ。須江のこの条件下でよさげと思われるポイントをあちこち攻めたが、残念ながら追加はなかった。
「須江の磯にはエギングのポイントがまだまだたくさんあります。今日は上り潮が入っていましたが、黒潮が接岸し、下り潮が入ってくるとアオリイカは期待できますよ」とは船長。今後も要チェックなアオリイカ特濃エリアだ。
エギングで挑む! 須江のアオリ天国 デイゲーム攻略 おわり
オートキングギャフ+ネオストラッププラス
エギング用ギャフとしてエギンガーで知らないものはいないほど超ド定番アイテム・オートキングギャフ500(第一精工)。ギャフ部にはカバーがしてあり、リリースボタンを押すとキャップが開いて、勢いよく振り出すだけでギャフが飛び出す安全で便利なシステムを採用している。ベルトやタックルベストに引っ掛けておける「ハンガー」もついているので、急な取り込みにも対応。尻手ロープなど装備しておくと不意の落下にも対応。太田さんはオートキングギャフにネオストラッププラス(第一精工)をセット。肩への食い込みが少なく、ネオプレーン製のポケットが付いているのが便利で購入したとのこと
ウレタンチューブで保護
岩本さんは直径0.4mmのウレタンチューブを5~10mmにカットしたものを使って、餌木とリーダーをセットしていた。スナップでは外れることがあり、直結ではリーダーがスレて切れてしまうことがあるからで、手順としては 1.ウレタンチューブをカット 2.リーダーに通す 3.ウレタンチューブを餌木のアイに通す 4.ユニノットで結ぶ 5.締め込む 6.リーダーの余りをカットして完成
エギング以外のお楽しみ
魚種豊富で魚影も濃い串本の磯、エギングだけで渡るのはもったいない! てことで岩本さんらが餌木以外に用意していたのは、磯カワハギパーフェクト仕掛(がまかつ)、各種プラグ、メタルジグ。串本の磯にはカワハギが多く、磯についているジンガサや釣れたアオリイカのゲソ(もったいない?)を使って狙うことが可能。サラシがあればプラグでヒラスズキを狙ったり、メタルジグで青物、ボトムを叩いて根魚もあり







