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ライトに繊細に ワームでアジング 北泊旧港の夜
投稿日:2008年12月11日
強風波浪注意報発令! いまさら中止ともいえず…現場に急行
今年は鳴門周辺のアジが当たり年。常夜灯の下に一面びっしりと群がっていることも多く、当日の北泊旧港もご覧の通り
朝夕めっきり寒くなり、いよいよ冬に突入。といっても海の中は水温がまだあたたかいまま。そのためなのか、今年は徳島県鳴門(なると)周辺でアジが当たり年! いまだに常夜灯の周りには一面に群がっている。 このアジだが、水温が下がると一夜にしていなくなってメバルと入れ替わってしまう。そこで食べて美味しいアジがいなくなる前に狙おうと、11月29日アジングに出かけた。
釣行前日に釣友の谷君から電話があり「明日から休みがとれたので、釣りに行きません?」と誘って来た。「いいよ。ちょうど釣行を予定していたから、こっちに合流する? 狙いはワームでアジング。でも天気しだいだよ~」というと「行きます!」と鋭い返事。
そして当日のお昼、谷君から「天気はどうです? 行ってもいいですか?」と連絡があった。彼は徳島県でも西の県境に住んでいるので、鳴門に到着するまで時間がかかる。そのときは風もなくいい感じだったので「これなら大丈夫、行くよ」と返事した。「じゃあ、いまから出ます」といって電話を切ったまではよかったが、彼を待つ間に風が強くなって強風波浪注意報が出てしまった。
もともと同行する予定だったメンバーには強風のため後日に延期としてもらい、 とりあえずコチラに向かっている谷君に連絡。当日の風裏は、鳴門海峡エリアでは室(むろ)漁港だったのだが、週末で人も多いであろうことから「釣り場の広い小鳴門海峡の北泊(きたどまり)旧港辺りで釣っといて、午後9時すぎに行くから」と伝えた。
入れ食いから単発モードに…シンカーを軽くすると再び入れ食い!
遠路はるばるやって来た谷君。釣りはじめこそ入れ食いも、潮が緩くなると食い渋り気味に…そんなときこそ腕の見せどころ
予定通り午後9時すぎ、北泊旧港で谷君と合流。港内は土曜日とあって強風なのに人、人、人! 車も止められない状態。潮は満ち潮で、ゆっくり流れ潮止まり前。常夜灯の明かりが照らす範囲には、びっしりと狙いのアジだらけ。「釣りはじめこそ入れ食いでしたが、流れが緩くなるにつれ釣果は落ちてきました…」と先に現地に着いてロッドを振っていた谷君が教えてくれた。
釣るスペースがないのでしばらく様子を見ていると、隣でサビキ釣りをしている人はメバルを入れ食いにさせているが、なぜかアジは釣れない。食い気はあるはずなのに、なぜアジは釣れないのだろう?
「谷君、シンカー何使ってるの?」
「3Bつけてます」
「Bか2Bに交換してみて」
そして、シンカーを軽めにしたら再び入れ食いモードに突入した。まるで釣り堀状態だ。このように小物釣りほど、仕掛けの細部に気を使う必要がある。ようやく隣のスペースが空いたので、竿を取りに車まで戻った。
数日前に使ったタックルがそのままセットした状態だったので、すぐにキャスト。しかし、3投してもアタリがない。ワームのカラーが違うのか? 数日前はバカ当たりだったクリアーピンクのラメ入りにアタリがない。横の谷君はワンキャストワンヒットなのに…。そこで、カラーを単なるクリアーに交換してキャストすると即アタリ。アジ特有の横走りを味わいながら抜きあげたのは17cm (今年はアジの魚影は濃いが成長は遅く、同じ群れの中でも15cm前後のものから20cmオーバーとムラがある)。今日のカラーはクリアーが良いようだ。
ワームが沈みすぎるとメバル。フロートリグで表層を狙うと「つけ食い」
小物といってもそれに合わせたライトタックルを使っているので無理は出来ない。20cmクラスが掛かるとスリリングなやり取りが楽しめる。途中参戦の早瀬君にも良型がヒット!
次々と釣れ続けていく中、潮がだんだん速くなって目の前で渦が巻きだすぐらいに。するといままで以上に食い気が出てきた。足もとで潮に乗せながらワームを沈めていくだけで「コッ」と当たり、その後すぐに「ギュン」と引ったくってくれる。流れと引きが重なってスリリングで楽しい。特に20cm級が掛かると、竿の弾力とドラグを生かし、アジの引きをいなしながら浮かせて引き抜く。
アジの群れの層の下には小メバルがいて、リグを沈めすぎると元気なメバルが釣れる。どうしても流れにまかれて底のほうへワームが入り、メバルがヒットしてしまうので、フロートリグへチェンジした。フロートはゆっくり沈むタイディ・ナイトグロウ(シマノ)のSSをチョイスし、クリアーのバケをセットしてみたが、軽すぎてアジの層まで沈むのに時間がかかるのでワームに戻した。このあとはキャストしなくてもOKの「つけ食い」状態。まるでのべ竿で釣りをしている感覚だ。食べられるだけのアジを釣ったので私は終了。途中から合流した釣友の早瀬君と入れ替わり、雑談しながら見ていたが、夜も更けたので帰宅した。
北泊旧港(徳島県鳴門市)
【交通】京阪神から神戸淡路鳴門自動車道鳴門北インターを下りて左折、亀浦(かめうら)から鳴門スカイラインに入り堀越橋、小鳴門新橋を渡って瀬戸町北泊へ
繊細なアタリがとれる高感度ロッドがベスト
ロッドはメバルゲームで定評のある高感度ロッド、クリックス・クラップ80とプロトタイプの92(ともにカンジインターナショナル)を使い分けた。感度だけでなく、ライトなルアーをより遠くに飛ばせるキャスティング性能の高さも愛用理由だ。このロッドに2000番クラスのスピニングリールをセットした
今夜の外道は明日の本命?
冬場を盛り上げてくれるソルトルアーゲームのターゲットといえばメバル!というわけで、今後はぜひとも楽しませていただきたい釣りモノだが、今回の釣行に限れば本命アジの外道。しかし、アジとは違った引きでやっぱり楽しい







