- 徳島
- 由岐
墨跡たんまり!アオリぞくぞく エギング絶好機
投稿日:2010年07月01日
行けども行けどもボーズ…そんな状況がようやく好転
昨年アオリイカが好調だった由岐漁港には、漁港を守るよう南側に2本の防波堤がある。6月7日は西側に入ったが、防波堤のうえには真新しい墨跡がいたるところに!!
徳島県南では、春から夏にかけての大型アオリイカがやっと上向いてきた。毎年5月頃から海水温が上がりだし、今頃(6月中~下旬)は県南のいたるところで餌木に反応してキロ級が釣れるのだが、今年は雨、風の日が続き、気温もめまぐるしく変わり、水温も安定しなかったせいか、全体的に低調な状況。行けども行けどもボーズか、小さいのしか釣れなく撃沈続きで、唯一鳴門のメバルだけが癒やしてくれた(メバルはまだ釣れ続いている)。そんな中、ようやく親イカとはいいづらいものの、中型のイカが釣れ、たまに1kg超が混じりコンスタントに数ハイゲットできるようになってきたとのことなので、さっそく状況を探りに出撃した。
6月7日、佐々木さん、猪井さんの3人で向かった先は、昨年よく釣れた県南・由岐(ゆき)の漁港。午前10時に出発。早めの昼食をとってのユルユルな釣行。佐々木さんは前日も日和佐(ひわさ)にエギングに行っていて、朝から夜までシャクリたおしてノーバイトだったが、午後8時頃、僕が電話をかけた際に「来た!」といって1750gの良型をゲット! しかし、ここではヤエン釣りによく反応していたといっていたので、エサ釣りの少ない由岐漁港にしたのだ。
正午頃に現地に到着。防波提にはいたるところに新しい墨跡がある。2週間前には墨跡などなかったのだが、最近釣れだしたのだろう。それを見てやる気マンマンでキャストを繰り返すが、反応なし。この場所特有の右に流れたり、左に流れたりと、コロコロ変わる流れがない。流れが緩いのは長潮だから仕方ないか、と思いながらとりあえず餌木は海の中になければ釣れないし…と、いろいろとアプローチするが時間だけが過ぎていく。
ポイント移動しようと思っていたところにライン止めるアタリ!
グングンといい引きを味わわせてくれた890gのアオリイカ。この1パイが時合いスタートの合図!?
午後4時頃に小サバの群れが足もとで行ったり来たりと見えだす。後ろでフカセ釣りをしている人は、マキエをするたびに多くのサバがグジャグジャに走り回っている。弱気な私は、今日もダメか? 潮も小さいし…これなら昨日釣れていた日和佐かな? とポイント移動の選択が頭をよぎる。夕暮れ間近だし、まずめ狙いでポイントをかえるならいまか? 暗くなってもあそこは常夜灯もあるからな~。餌木をキャストして、隣の佐々木さんに「釣れないから変わりません?」ともちかける。
「そうやなぁ~かわろか~」といっていたら、ラインがボトムまでいかないところで止まった! と同時に無意識に即アワセ! ズシッとした久々の手応え。グングンといい引き味。一部始終を見ていた佐々木さんから「かわろか~ていってたそばからこれじょ~」と恨やましそうな言葉。無事にギャフを掛け890gをキャッチ! この1パイで移動はやめ、これから時合いかと粘るも、後が続かない。佐々木さんの前ではトンビが何度も海面までおり、獲物を狙っている。ベイトが溜まっているのだろう。しばらくして「どうで~」と猪井さんを見に行くと墨跡が…。なんとコウイカとアオリの400gぐらい、それにゲソ1本!? をキャッチしていた(写真は撮れず)。この日はこれで終了、どうも小サバにアオリイカがついているようだ。
潮がよく絶対釣れるはず!の翌週リトライ
翌週は田上君とともに再び由岐漁港へ。潮がよく絶対釣れるだろうという予想の通り、650gの中型をきっちりキャッチできた。少し苦戦はしたが…
一週間後の6月14日、中潮で干潮午後1時25分。今日は潮もいいし、絶対に釣れるはず! 用事を済まして午後3時までには由岐漁港へ行きたいところ。用事は午後2時頃までには終わりそうだ。釣友の田上君の車が駐車場にない。釣りか? 仕事か? 仕事だと申しわけないから、お昼休みに電話をかけてみた。出るなり「釣れよん」といきなり聞くと、「小さいのが3バイ」 との返事。釣りか! ヨシッ。どこにいるか聞くと、日和佐とのこと。もうすこししたら由岐へ行くけど…というと、「じゃあ先に行っときます」とのことで、そそくさと用事を済ませて出発。着くなり、地元の人に「イカか~ようけ掛けてきいょ~」と優しいお言葉をいただき、田上君のところへ。
「どうで~」と寄っていくと、1100gをキャッチしていた。状況を聞くと隣の人とダブルヒットだったという。やはりベイトつきの回遊か!? 横に入れてもらいシャクっていると、沖向きでナブラが発生。すかさずその方向へキャストし、フォールさせていると田上君にヒット! その横の人もヒット!! だが、私の餌木はスルーして通り過ぎてしまった。クソ~。
あえて3寸をセレクト!これが的中して2ハイGET
こいつはちょっと小ぶりの300g。この後、けっこうな引きをみせるアオリイカが乗ったものの、痛恨のバラシを演出してしまった
沖が荒れており、濁っていて、先週よりは流れの押しが強い。こんなときはプロスペックのピンクマーブルが効く。それも3寸。潮流を受ける面積が小さいので、沈めやすいからだ。これで流されるのなら3寸のディープを使う。一般的にこの時期の大型アオリは4寸が良いといわれるが、場所によりけり。親イカは、小さい獲物を襲わないとは思わないから、この時期にしては小さめの餌木でも使う。3寸とか3.5寸で大きなアクションで見せて誘って、小技を使って乗せるのが私のやり方だ。
狙いは的中。ひったくるアタリでロッドを立てて、追いアワセを入れる。ドラグが逆転してジィージーと出ていく。ドラグ調整が緩いのかと思い少し締めてみたが、流れに乗りよく引く。寄せてきてギャフでキャッチ。よく引いたわりには小ぶりな650g。水温を測ると22度、活性がいいはずか。
リトライした翌々日、田上君が持って帰ってきたのは2500gの大型!さらにキロ級もバンバン釣れていたとのこと
次に釣れたのが300gと秋サイズ。高活性なので藻場の場所で着水して大きなダートで見せ、藻の上でステイ。微妙なライン変化にバシッと合わせる! 乗った! デカい! グ~ング~ンと抵抗してスポっと抜けてバラシ。その後、満潮まで二人で頑張ったが2ハイずつの4ハイで終了。この2日後(6月16日)、「キロ級がバンバン釣れてて2500gが釣れました」と田上君が見せにきた。
(賀川正志:徳島市)
墨跡たんまり!アオリぞくぞく エギング絶好機 おわり
由岐漁港(徳島県美波町)
【交通】由岐漁港へは、神戸淡路鳴門自動車道の鳴門インターを出て、国道11号、国道55号を南下。阿南市福井町から由岐方面へ
キロクラスも余裕でしかも小技もOKなサムライブレード
当日のロッドは、カンジインターナショナルのサムライブレード78 および82の2本を用意。その日の体調や釣りの時間、ポイントなどによって持ち替えます。どちらの竿も粘りがあり、キロクラスがきても余裕で渡り合えます。また反発力で餌木を大きくダートさせたりと、小技もできるロッドです。これに小型のスピニングリールを取り付け、道糸はPE0.8号、リーダーはフロロの2号をセット
潮流をあまり受けず沈めやすい3寸がメイン
餌木はカンジインターナショナルのクリックスプロスペック3寸と3寸ディープ、3.5寸を用意。個人的には、春から夏の大型アオリイカのシーズンといっても4寸などをセレクトせず、潮流をあまり受けず沈めやすい3寸を使用することが多い。これを大きくアピールさせて乗せるのがパターン。また、キロクラスもヒットするので、ギャフやタモはお忘れなく。カンジインターナショナルの超小継ギャフ「クリックスショートギャフ」は、足場の低い場所にはとても使い勝手が良く、先端部がグローになっていて、夜は光らせて使えばキャッチしやすい。短いのでポケット、ウエストバッグにも入って邪魔になりにくい長さだ。また、クリップなどを付けて腰にぶら下げてもいいですよ!







