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早起きいらず!!で おいしい根魚 探り歩き一文字

投稿日:2010年01月21日

早起きいらず!!で おいしい根魚 探り歩き一文字

7:30出船の渡船に乗り込み沖一文字の1番へ

暗いうちから渡船に乗らなくても、魚影が濃くてプレッ... 暗いうちから渡船に乗らなくても、魚影が濃くてプレッシャーもあまりかかっていない沖一文字の根魚は、期待に応えてくれること間違いナシ。夜はお造りに煮つけにから揚げ…う~ん、豪華!

いや~、寒いですね、今年の冬は。本当に冬らしい冬で、気温もさることながら、北部の雪は近年にない降りよう。高速道路なども連日チェーン規制が行われるような状態となっています。そんな中での年明け早々の三連休。昨年は紀東の磯へ、グレ釣り合宿なる企画で2泊3日釣行したものの、今年は雪のコンディションがいいとのことで1月9日と10日は十年ぶりのスキーへ。そして迎えた連休3日目、家で休養の予定が釣りの虫がうずうず。朝6時ごろには目が覚め、気がつけば自宅からほど近い山田渡船(大阪府岸和田)の事務所内ストーブ前で、暖をとっていました…。

常連さんや事務所の人たちに「井上くん、今日はなに釣るの?」と聞かれ、「オカズです」と最近よく使うカエシで答えます。さて、そんな今回のオカズですが、から揚げになるであろうガシラと、煮つけにする予定のアイナメ。あくまで釣れればの話ですが…まっ、大丈夫でしょう。エサのシラサエビとアオイソメを仕入れ、7時半の渡船に乗り込み、船長に「沖一文字の1番」と行き先を告げます。この時間だと辺りもスッカリ明るく、無理に早起きしないで釣行できる時間なので、気分にゆとりがあります。それでも十分釣果を期待できるのが、お手軽「オカズ釣り」のいいところです。

手持ち1本竿の探り歩きスタイル

スリットエリアでもっとも南側にある「1番」。複雑な... スリットエリアでもっとも南側にある「1番」。複雑な構造がガシラなど根魚のかっこうのすみ家となっている。このすき間へエサを放り込めば…ビビッ!

船は沖一文字のスリットエリアでもっとも南側にある「1番」へ到着しました。そこで4~5名が降り、おのおのポイントへ散らばっていきます。自分は通称「壁」と呼ばれるスリットと垂直ケーソンの境目部分、そして船着きの中間付近にある場所をベースとしました。周りには、まだポツポツと釣れているカレイ狙いの人や、エビ撒きでのハネ狙いのお客さんがいました。

さっそくイカダ竿に両軸リールをセットして準備を始めます。道糸は極太5号で、仕掛けは市販の胴突き3本バリ(がまかつ・波止メバルこだわり胴突)を使用。で、まずは魚がどこにいているのかが重要です。子供のころはポン級アイナメ狙ってイカダ竿を3本使用し、底撒き器でシラサエビをコツコツ撒いて、アタリが出るのをジッと待つ釣りをしていましたが、いまは竿1本で探り歩くスタイルにかえて釣果を上げています。

というコトで、まずはケーソン継ぎ目の表側(外側=波止際)の底から探り釣りスタート。アタリがなければ仕掛けの長さだけ巻き上げ、タナを上げていきます。今回最初に使った仕掛けは90cmあり、自分のリールが1巻き約10cmなので、8~9回巻いて誘いを入れ、アタリを待つ、のくり返しで表層まで仕掛けがくれば場所移動。これを次の継ぎ目でもくり返していきます。

2つ目の継ぎ目でヒットもガシラの引きじゃない!?

まずは波止際、ケーソンとケーソンの継ぎ目を底から狙... まずは波止際、ケーソンとケーソンの継ぎ目を底から狙っていく。「コッ」というアタリに反応し、抜き上げたのは24cmとお造り可能なアイナメ!! しかし、その後はフグが当たるのみ…

ベースとしたポイントでは1度アタリがあったものの乗らず。その後、1つケーソンを移動し、底から探って一度巻き上げた場所でアタリを待つと、竿先に「コツコツ」っという小気味良いアタリが出ました。さらに竿先に「コッ」っときた瞬間、アワセを入れるとソコソコの引き! コイツはガシラじゃありません。継ぎ目に入られないように、竿を沖向きいっぱいに突き出し、早巻きで海面に浮かせたのはアイナメでした。タモがいるほどではないものの、中々のサイズ。一気に抜き上げると24cm! 当初予定していたアイナメの煮付けは、この時点で刺身にかわりました。

気をよくして追加の釣果を期待するもののアタリはなし。仕方なく移動して狙いますが、浅ダナで時折竿先を震わせるのはフグの仕業。継ぎ目前でアタリがもらえないということは、活性が低く表に出ていないと判断できます。そこで仕掛けを穴釣り用(波止胴突こだわり五目)にかえて、今度はケーソンとケーソンの細いすき間を狙っていきます。

この場所を狙う場合は、貝類などの付着が多く、根掛かりは当たり前なので、少しでも軽減できるようにエダスの短い仕掛けを準備します。そして、なるべくケーソンとケーソンのすき間が広くあいた場所から選んで仕掛けを落とし込みます。根掛かりを減らすには、落したあと横へは探らないことが肝心です。仕掛けを入れたら落とせるところまで落し、あとは巻き上げるだけです。横に探ると必ずといっていいほど、仕掛けが引っ掛かり、損失してしまいます。イメージとしては、テトラの穴釣りを波止のすき間でしているような感じです。

ケーソンのすき間狙いでガシラを多数確保!

ガシラがたんまりのケーソンのすき間。問題は根掛かり... ガシラがたんまりのケーソンのすき間。問題は根掛かりで、短いエダスの仕掛けを使うなど対策が必要。しかし、その甲斐あって20cm級の良型ガシラをゲット!

さて、穴釣り開始して数投目で早速アタリです。「コツコツ」っとアタリがあれば、即アワセで一気に巻き上げます。ガシラは狭い場所でヒレを張って、穴から抜き出されないようにするので、その前にガンガン巻き上げます。上がってきたのは20cm近いから揚げサイズ。うまそ~! さあ、ドンドンいこうと、落して釣っていきますが、可愛いサイズばかり。アタリが遠のくと先ほどと同じで、別のすき間に移動し同じように探っていきます。

時折、大型がきて竿を大きく曲げてくれます。張り付かれてラインブレイクもありましたが、そこそこオカズになるぐらい確保できたので、午前11時の船で撤収しました。実質の釣行時間はたったの3時間、それでガシラ多数にアイナメのお土産までつけば納得です。今回は、メバルは釣れませんでしたが、これから春に向けてガシラやアイナメにメバルが混じり、とても楽しい釣りができる季節となります。探り歩いて疲れたときは、底撒き器を使っての寄せる釣りにも挑み、40cmオーバーのアイナメを狙ってみるのもいいじゃないでしょうか? その日の晩は「アイナメの霜降り造り」と「ガシラの姿揚げ」「ガシラの煮つけ」で一杯いただきました。
(井上基:TEAM FINE

早起きいらず!!で おいしい根魚 探り歩き一文字 おわり

釣り場詳細
釣り場

岸和田一文字


【交通】当日釣行した岸和田の沖一文字へは、山田渡船(TEL0724-36-3949)を利用。大阪方面からは、阪神高速湾岸線の岸和田北出入口で下りてすぐ左折。臨港線(りんこうせん)に出て南下し、春木川(はるきがわ)を越えてすぐ右手にお店がある。料金は大人1人2000円、中学生以下と女性は1000円

仕掛け詳細
仕掛け

探るポイントに合わせて2種使い分け

探るポイントに合わせて2種使い分け

今回は、表(波止際)で使用する仕掛けと、ケーソンとケーソンのすき間を狙う仕掛けをわけて使いました。ともに胴突き仕掛けで、表の場合はエサの自由度を優先させるためエダスが若干長く、3本バリのものを選びました。ケーソンのすき間狙いのほうは根掛かりを少しでも減らすため2本バリを選択し、エダスの長さも2cmと短いものにしました。幹糸およびエダスは、リールに巻いている道糸が5号と太いことから、大型が掛かっても強引な抜き上げに耐えられるよう、太めのもの(幹糸2~3号、ハリス1.2~2号)をセレクト。また、ハリはシラサエビの弱りにくい、細軸タイプがオススメです。具体的には、表用に波止メバルこだわり胴突、すき間用に波止胴突こだわり五目を使用しました(ともにがまかつ)。オモリの方は、竿のやわらかさに合わせバランスよく選定しますが、今回は3号を使用しています

エサ詳細
エサ

メインはシラサエビ!上撒きマキエも効果的

メインはシラサエビ!上撒きマキエも効果的

エサはシラサエビをメインで使用しましたが、虫エサも有効。特にケーソンのすき間が狭く、仕掛けが入りにくい場合などは虫エサのほうがハリ外れも少なく、使いやすいです。シラサエビのハリへの掛け方は、表狙いではホオ掛けや鼻掛けにし、なるべくエビを弱らせない方がいいですが、尻尾のチョン掛けでも大丈夫。すき間狙いの場合でシラサエビを使用するときは、尻尾のチョン掛けより少し尻尾から縫うようにハリにかける方がエサもちがよいです。また、表狙いもすき間狙いも、上撒きでいいので、マキエをするのも一つの手。魚が上ずってくれば取り込みも楽になるでしょう

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