- 大阪
- 泉佐野
りんくう公園裏 メタボリック 泉南アジング
投稿日:2009年10月29日
先乗りの釣友はすでに良型をレンパツ!!
関空連絡橋のナトリウム灯や公園の水銀灯の光が様々な魚種を引きつけるりんくう公園裏。この時期はアジやタチウオなどがターゲット、冬はメバルやガシラも面白い。潮通しも抜群で、泉南エリアの中でもピカイチのアジの実績場だ。ただ、風の抜け道となっているので、ほかの場所よりも風が強くなることが多く、注意が必要だ。なお、りんくう公園敷地内からの釣りは禁止となっている。テトラからの釣りなのでライフジャケットなどの装備は忘れずに
夜になると少し肌寒くなってきた10月15日(木)、ボチボチ本格化してきたアジを狙いに釣友の廣岡君と泉南エリアのりんくう周辺へパトロールに出かけてきた。夏の終わりに一旦姿を消していたアジだが、この時期になると少し成長してパワフルに、そして何より脂の乗りが抜群なメタボリックなアジとなって帰ってくる。ここ最近はなかなかの釣果が続いており、非常に楽しみである。さあ本日は爆釣となるのか? いよいよ泉南アジング劇場の開幕だ。
夜8時半頃に今回のポイントとなるりんくう公園裏に到着した。この周辺は関空連絡橋から漏れるナトリウム灯の明かりや橋脚のシェード部の明暗部分、公園に立っている水銀灯から漏れる明かりが好ポイントを形成している。さらに沖に突き出た地形をしているために潮通しが非常に良く、アジ以外の魚の実績も高い。
ポイントの潮の動きを上から見ていると、今回のパートナーである廣岡君はもう釣りを始めていた。話を聞くとすでに5匹ほど釣れたとか。私も急いで準備、まずはオーシャンルーラーのアクティブシンカー3gを使ったジグヘッドキャロライナリグに3インチクラスのワームをセットして釣りを開始する。
廣岡君はもうすでにパターンを掴んでいて、着々と数を伸ばしていく。上がってくるサイズはどれも25cm前後の良型だ。話を聞くとワームはやはり長い方がいいとのこと。しかし、私もロングワームを使っているのだがアタリがない。ということはレンジか、潮の当たり方によるポイントのズレが原因だろう。
ボトム中心に切り替えるとアタリ!!
たかがアジとあなどるなかれ。夏を越えてひと回り大きくなったパワフルボディーは、ひと味違う引きをみせてくれる
広範囲をキャストすると潮のヨレが出来ているのか、明らかにロッドに伝わってくる感触が違う場所を発見する。その周辺にキャストして大きく3回ほど動かしてからフォールさせてみるが反応がない。再度その周辺にキャスト、今度はボトムの少し上を小さく1回、リグを持ち上げる感じでアクションを加えながらトレースさせてくるとコツッとバイトが伝わってきた。すかさず小さく鋭いフッキングを入れるとパワフルな引き、間違いなく良型のアジだ。
足もとまで来たのでゴボウ抜きでネットに放り込む。上がってきたのは25cmほどのメタボリックな体形をしたアジだ。夏場のアジと違って厚みを増し、さらに体高もあるので非常にパワフルである。ライトなリグでこのパワフルなアジを掛けたときの感触がたまらなく面白い。これがアジングゲームの醍醐味でもある。
これに気を良くした私は更なる1匹を狙う。潮の変化のある場所のボトム周辺をスローリトリーブし、小さなリフトを交えながら引いてくると連続バイトしてきた。上がってきたのはこれまた25cm程のアジ。どうやら潮のヨレている周辺のボトムに張り付いているみたいだ。
何となく動きが見えてきたのでアクティブシンカー5gに変えて、ボトム中心を徹底的に攻める。しかし掛けバラシが多発する。理由は固定式シンカーを重たくすればそのシンカーを持ち上げなければアタリがこちらに伝わらず、ワンテンポ、アワセのタイミングが遅れてしまうから。巻きの展開で釣れるときは問題ないのだが、重めのシンカーでボトムをスローに攻めるのであれば、ラインスルー式シンカーの方が小さいアタリもしっかりと手もとに伝わってくるので有利だ。
それが分かっていながら、なぜ固定式シンカー5gを使用したのかというと、素早い交換が可能で、パターンが移行しているかをスピーディーにチェック出来るためである。ダメならば元に戻せば良いし、アタリが多発するのならラインスルー式シンカーに交換すれば良い。現状はこれでアタリが出ているので、オーシャンルーラーのインターシンカーに交換した。
さらに吸い込みを良くさせるためにフックに付けているガン玉少々を外してやる。こうすると上顎に掛かる確率は減るが、ワーム自体は口の奥に入りやすくなり、バレにくくフッキング率も上がるのだ。
爆釣!!…とはいかないもののまずまず
釣友の廣岡君も25cm超のメタボリックなアジを数上げていた。日付がかわるころまでに2人で計24匹の良型アジ、まずまずの成績だ
ボトムをしっかり取ってから小さくリフトを数回入れてフォールさせる。するとリグが潮になじんだときにアタリが手もとに伝わってきた。すかさずフッキングを入れると先ほどよりパワフルな引きをみせる。アジが手前に来たときにモタモタしているとよくバレるので、迷わず一気に引き抜きネットの中へ。上がってきたのは今日イチサイズの体高がある27cm超のアジだ。
さすがにこのサイズになってくるとなかなかのパワーで、フロロカーボンラインの2ポンドなら時折ラインブレイクしてしまうほどである。ここ最近はPEラインも大変細くて扱いやすいものも多数出ているので、重めのリグをキャストしたり、大きいアジは繊細でアタリも出にくいため、感度の面を考えてもこの時期はPEラインを使用するメリットは大きい。
そしてさらに良型を求めてキャストをするが、群れが移動したのか極端に反応が悪くなった。こうなるとシンカーの重さやレンジ、ワームのカラーまで変えて探っていくしか方法がない。根気よく探っていくと時折ポロッとは釣れるものの、これではアジの動きが読めない。 そして23時過ぎに潮が止まると完全にアタリがなくなってしまった。明日も仕事ということで廣岡君は0時頃に撤収、この時点での釣果は、2人で24cmから27cmの良型アジを24匹。爆釣とはいかないまでもまずますの釣果である。
ひとり残って延長戦へ突入
潮の動き出すタイミングまで粘ると、やはり流れが出たときに反応が! パタパタと良型アジを追加することができた
そして私は1人で上げ潮の動きだすタイミングまで粘ってみることにした。ナトリウム灯の明かりと橋脚のシェード部の明暗や公園に立っている水銀灯の周辺を狙ってみるが反応がない。こうなると心情的にワームのサイズを下げたくなるのだが、アピール力を上げてやる方が良い結果を得られるので、3インチクラスのワームをカラーのみ交換して探っていく。
もう一度連絡橋周辺の明るい部分に戻り、ボトム周辺をスローリトリーブさせる。潮の動きが若干出てきたのか、リグが少し流されだした。橋脚の明暗周辺にリグが流されていったとき、久しぶりのアタリが出た。上がってきたのはこれまた25cmほどのアジだ。やはり流れが出ると反応が出てくる。
この後はパタパタと3匹釣れたが、群れが小さいのかアタリがピタッと止まってしまったので、ここでストップフィッシングとした。泉南方面のアジはこれから12月中旬まで狙え、ときには尺近い個体も釣れる。都市近郊の釣り場である泉南エリアでプチ青物フィッシングであるアジングをぜひ堪能していただきたい。
(上杉貴人:TEAM出合頭)
りんくう公園裏 メタボリック 泉南アジング おわり
りんくう公園裏(大阪府泉佐野市)
【交通】当日のポイント・りんくう公園裏へは、大阪市内からは阪神高速4号湾岸線を利用。泉佐野南出口から府道29号へ入り、臨海北2号交差点を右折して道なり進めばりんくう公園裏へ。電車の場合、南海空港線もしくはJR関西空港線の「りんくうタウン駅」から北西へ300m
繊細なアタリを出す良型アジにはPEライン
ロッドはPEライン対応のLDBガイドを採用しているオーシャンルーラー・ニアリッドNR-L73ST-Pを使用、リールはダイワ・ルビアス1003ボディーに2004RCSスプールを装着、またハンドルはDRESS・ガトリングD45mmにランバスグリップ仕様にしてある。ラインだが、小さいアジと違って大きいアジのアタリは繊細。より感度の高いPEラインが適している。私が使用しているのはYGKよつあみ・G-soulPE0.4号(6lb)、ナイトでも視認性が高いホワイトカラーを採用しているので、流れや風があってもどこにラインを流しているのかが確認しやすい。リーダーは根ズレに強いフロロラインのYGKよつあみ・ニトロンDARM4lb(1号)を使用している。フックはオーシャンルーラー・ソルトフックアジレギュラーとヤマリア・ゼロヘッドドリフトを使用。吸い込み重視のフック選択をしている。シンカーはオーシャンルーラー・アクティブシンカーとインターシンカーを状況によって使い分ける。ワームはMARS・ストレンジャー28ヒュージョンなどを使用。この時期はやはりロングワームが強い
ストレンジャー28ヒュージョン
今回メインに使用したワームは、MARSから先日発売されたストレンジャー28ヒュージョン。アジングでは3インチクラスのワームが好釣果をもたらすことが多い。おそらくこの長さが持つ、波動の問題なのであろう。ただ、この長さでやわらかければ、ワームのもちが極端に悪くなる。かといってバルキーになると吸い込みきれないのか、乗りが極端に悪くなったりしてしまう。しかし、このヒュージョンはフックセットするフロント部はハードマテリアルを採用しているため、ミスフッキングしてもワームズレが起こりにくく、センターからテール部はハンドポワードならではのソフトさを持っているので、アジの吸い込みを妨げない。私のカラーローテの基本は、常夜灯周辺ではクリア系をメインに、ナトリウム灯の場合はクリア系+オレンジ、濁りや広範囲をサーチする場合はグリーンを使用することが多い。ただ、そのとき捕食しているエサによってはこれが覆されることもあるので、カラーは出来るだけたくさん持っていたほうがいいだろう







