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朝イチ短期決戦 旧一文字赤灯 落とし込みチヌ
投稿日:2009年06月11日
タイムリミットは7時半。一番船から3時間勝負!
午前4時30分の一番船に乗って、目指すは旧一文字の赤灯。釣りはじめて間もないころ、狙いのポイントで止めアタリが出て幸先よく35cmのチヌをキャッチ
大阪湾のチヌの乗っ込みは終わったようで、しばし気配の薄い日々。産後の荒食いはまだか、まだか、と待ち遠しく思っている今日この頃…なんていっていたら、もっとも乗っ込み開始が遅く、回復も遅いはずの大阪府岸和田(きしわだ)で、なぜか数が上がりだした! これはすぐにでも行かねば、と思ったがあいにく週末の予定はビッチリで、竿を出す間がない。こうなりゃ朝飯前フィッシングしかないと、決行したのは6月6日の土曜日。午前10時から予定があったので9時上がりでも間に合わない。その前の7時30分がリミット。この日の一番船は4時30分なので約3時間が勝負だ。
夜が明けきらない乗船場は、ハネやチヌ、最近釣れだした良型アジや根魚を狙ったたくさんの釣り人が集まっており、予定通り4時30分に出船した。この日、ポイントに選んだのは旧一文字の赤灯。自分を含め3人が降りたが、全員落とし込み師。赤灯に来る前の白灯でも落とし込み師が降りており、この時期なのにチヌが釣れているということで、ほかの釣り場をホームグラウンドにしている人の姿もチラホラ。
まずは釣り場の状況確認。東よりの北風が強く吹き、内向きはバシャバシャと細かい波が波止に当たるものの、外向きはベタっとして透けている。水温は18度で、乗っ込み時期の1カ月前から比べるとかなり上昇。あとはチヌの姿が目視できるか確認するが、表層ではまったく姿が見えない。1週間前は朝イチ、そこそこの数のチヌが内外ともに確認できたのだが…さて、釣果にどう影響してくるのか。
雰囲気はいいもののアタリのない内向きをあきらめ外向きへ
1匹目のあとが続かず、二番船がやってくる時間に。ここで最初のチヌが釣れたパターンを思い返し、ヒットしたタナでエサを止めて狙っていくと…竿先が入った!
準備を済ませ、船着きから赤灯先端へ向かって、波気のある内向きを落していく。波止際は波気だっていい感じ、しかし、小粒のイガイ団子や一枚イガイでもアタリがないので、外向きに釣り座をかえ進んでいく。この場所は、赤灯先端に向かって水深が深くなっており、途中、海底が緩やかな下り坂になっている部分(外観ではわかりません)と、灯台付け根付近が最大のヒットポイント。まず下り坂ポイントを丹念に攻めると、目印が沈みきって15cmほど入ったところで止めアタリ! サッと合わすと気持ちいい引きが手もとに伝わってくる。難なく上げたチヌは35cm。もう少しサイズがほしいところだが、とりあえず初釣果にホッ。
この時点でまだ5時前。サイズアップを目論み落とし続けるがアタリは続かず、ヒットポイントである灯台周りを狙うも当たらない…。灯台から折り返し、外向きを反対側にある白灯方面に向けて落していく。そうこうしている内に5時半過ぎ、二番船がやってきた。ここでひと呼吸置き、1匹目の釣れた状況を思い出して、その止めアタリのあったタナでエサを固定する作戦に。エサを落とし込まずに固定したタナでジッとしていると、穂先が「グ~」っと持っていかれる! 送り込むとさらに竿先が入り、合わせると竿が舞い込む! 最高の瞬間だ。
ハーフタイム時で3匹の釣果も後半はゼロ…
たっぷりと引きを楽しませてくれた2匹目のチヌは45cm。その後40cmも仕留めて、この日は計3匹の釣果。3時間でこれなら上出来!?
波止の形状的に障害物もなく、チヌの引きをタップリと堪能してタモにおさめると、45cmとサイズアップ達成。「このパターンかっ!」と同じように、タナ固定でのアプローチを数回繰り返していると、2匹目とまったく同じアタリで3匹目がヒット! 左右に動きまわるチヌに横走りでこたえ、落ち着いてタモ入れ完了。これも40cm級と型がよかった。
時刻は6時。タイムリミットの7時30分まで、まだ時間はある。ここで白灯に上がった落とし込み仲間が、赤灯付近から離れない自分の様子をみにやってきた。状況を説明し逆に訪ねると、白灯からカーブ付近にかけてで2匹と、まずまずの釣果。情報交換をして再開したものの、タナ固定作戦もあとが続かず、1度だけ稚貝団子で「ツン」としたアタリがあっただけで沈黙モードとなり、予定通り7時30分納竿とした。今後の見通しとしては、6月9日に大阪もようやく梅雨入りとなり、これからイガイが口をあけ落ちる真夏まで、落とし込みのチヌ釣りはどんどん上り調子となる。例年なら、数はもとより、ここ岸和田では年無しもかなり期待可能。また大阪湾各地でもこれから好調となるので、ぜひ、これからやってみたいと思っている人もこの機会をお見逃しなく!
(井上基:TEAM FINE)
朝イチ短期決戦 旧一文字赤灯 落とし込みチヌ おわり
大阪府岸和田・旧一文字
【交通】大阪方面からは、阪神高速湾岸線の岸和田北出入口で下りてすぐ左折。臨港線(りんこうせん)に出て南下し、春木川(はるきがわ)を越えてすぐ右手に山田渡船(TEL0724・36・3949)がある。料金は大人1人2000円、中学生以下と女性は1000円
チヌの落とし込み釣りタックル
一文字では内向きと外向きで海面までの高さがかわるため、狙う場所によって長さを変えられるズームロッドが便利だ。竿の長さで目印の長さもかわるので、目印は長さの違うものを準備している。エサのイガイに関しては日によって当たりのサイズがあるので、大小の使い分けをとにかくアタリが出るまで細かく繰り返す。団子にする場合は、まだ今頃の時期は繊維も弱くハリから外れやすいので、慎重にエサ付けする必要がある。ハリにがまかつのケン付きアケミなどを使えば、ハリの上部に外向きのカエシがついているため、繊維が長い場合はここで引っ掛けると、ちょうどエサでハリを被いかぶすことができる
旧一文字赤灯
当日は旧一文字の赤灯へ。風の具合で内向きは波気があり、外向きはべたべたという状態だったが、期待の内向きに反応はなし。そこで船着きから赤灯へ向かって、外向きをアプローチしていった。途中、海底が緩やかな下り坂になっている部分があり、ここがヒットポイントとなっている。外見からはわからないため、実際に仕掛けを落とし込んで探してほしい。また、灯台の付け根付近もヒットポイントとなっている







