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磯釣り本命チヌ 当たるは予想外 30cm超のグレ!!

投稿日:2009年06月17日

磯釣り本命チヌ 当たるは予想外 30cm超のグレ!!

8番クジでチヌのA級磯へ。フグに苦笑い

6月7日に開催された三重県釣連盟のチヌ釣り大会。チ... 6月7日に開催された三重県釣連盟のチヌ釣り大会。チヌ狙いのA級磯である「横ダケシ」では、こんな良型グレが竿を絞り込んでくれた。後ろに見えるのはこちらもチヌの実績が高い「カラノ島」

梅雨入り間近の6月7日、三重県釣連盟のチヌ釣り大会が鳥羽の石鏡(いじか)で開催された。私は8番のクジで、「横ダケシ」という磯に3人で渡礁。ここはチヌのA級磯で乗っ込みのピークには1日に二ケタ釣果の実績もある磯。しかし、6月にもなると海水温が上昇し、コッパグレの楽園と化していた…。

マキエは生オキアミを6kgに、チヌ狙いのため「チヌパワーV10白チヌSP」を2袋入れた。白い煙幕が潮の流れを教えてくれ、濁り効果で集魚力が増す。チヌだけでなくグレ釣りにも効果が絶大であることが、この日に証明された。そのマキエを磯際へ多めに入れて、小さく出るサラシの先へ仕掛けを投入。ウキの手前にも少し撒いた。しばらくは何のアタリも出なかったが、ウキがモゾモゾとしたので仕掛けを回収してみると、ハリが見事に取られていた。やっかいなエサ取りであるフグが多そうだ。

私はクジ順で先端部に入らせてもらったが、遠慮して奥まった場所で竿を出していたBIGフィッシング磯の竹田さんはフグを連発して苦笑い。7時ごろ、サラシの先を漂っていた私のウキがきれいに海中へ沈んでいった。最初の獲物は20cmほどのグレだった。

0.5号のチヌ竿で引きを堪能。上がったのは35cmのグレ

向いの磯、カラノ島のチョボでも良型グレの食いは活発... 向いの磯、カラノ島のチョボでも良型グレの食いは活発で、頻繁に竿が曲がった。隣で竿を出していたBIGフィッシング磯の竹田さんも30cmオーバーをキャッチ

マキエが効きだしたのか磯際は20cm前後のグレがわきだした。海面下1ヒロ前後にいる青白い魚影が、マキエのオキアミを拾うのが見える。中には25cm前後のまずまずの型も確認。少し沖へ仕掛けを入れ、マキエはウキから少し離して、少なめにパラパラ撒く作戦に変更。仕掛けがなじむと同時に、ウキがジワジワと斜めに引きずり込まれた! 軽く合わせると一気に底へ突っ走られ、ブルブルンとリールのスプールが逆転。チヌかな? と思ったものの引きがシャープである。重量感はあるが、首を振るチヌ特有の引きではない。磯際で抵抗を見せた獲物は35cmほどのグレだった。チヌ竿0.5号を使用していたので取り込みに少し時間がかかったが、十分に引きを楽しめた。

それにしても、こんな良型がいるんだ…とビックリ! 何十年も前から石鏡で竿を出していたが、初めての良型グレだった。向いの磯であるカノラ島やカノラのチョボでも良型グレが仕留められ、歓声が上がっている。30cmオーバーのグレが結構食い、タモが出ている。

最初のグレがヒットした場所では頻繁にアタリは出たが、サイズは25~27cmが多く、型を狙おうと20mほど沖へ遠投してみた。しばらくしてアタリが出て、シャープな引きで上がってきたのは、これも30cmオーバーのグレ。サシエはくわせオキアミSPのMサイズを使用したが、徐々にグレの活性も上がり、20cm前後の小型に取られてしまうことが多くなった。また、時々フグがちょっかいを出し、ハリを取られる始末。チモトがザラザラになっていることもあり、常にハリスのキズの点検が必要だった。

検量では本命チヌも続々!梅雨シーズンが楽しみ

もちろんグレだけではなく、本命であるチヌもどっさり... もちろんグレだけではなく、本命であるチヌもどっさり! 今井靖さん(上)や陣田仁士さん(下)は45cmを超えるチヌをゲットし、大会を大いに盛り上げてくれた

そこで、くわせオキアミ半ボイルのMサイズに変更してみると、少し深くまでサシエがもつよう。グレも27~30cmが掛かるようになった。磯際を2ヒロのタナで攻めてみると、ウキを抑え込む小さなアタリが出るのだが消し込まない。ソーと上げてみると重みを感じて28cmほどのグレが釣れてきた。底には型の良いグレが多いようだ。

横で竿を出している竹田さんも30cmクラスのグレを釣り上げてご満悦である。向いの磯でも入れ食い状態が続き、時折竿をのされて取り込みに苦労するサイズが混じる。中にはアイゴが掛かって苦笑いする姿も。

10持を過ぎるとグレはマキエに飽きたのか活性がやや下がり、マキエと離して仕掛けを入れると底までサシエの沈むときがある。そんなすきを狙ってくわせオキアミSPを2匹付けで底まで沈めてみると、型の良いメバルが掛かってきた。

チヌのチャンスかな? と磯際やシモリ際を攻めてみたが、私たちの磯ではチヌの姿を拝むことはできなかった。しかし、昼頃には向いの磯であるカノラのチョボで、クラブ仲間の笠見さんが立派なチヌを仕留めていた。カノラでも伊達さんが45cmクラスのチヌを仕留めて歓声が上がっていた。

午後1時の納竿時間が来て、港へ帰って検量を行うと、出てくる出てくる大型チヌがどっさり! サメの離れに上がった陣田仁士さんは47cmを頭に3匹も釣っていた。今井靖さんも同サイズを仕留めており、10人が見事なチヌを検量に出してくれ大会は大いに盛り上がった。さすがチヌでは有名な石鏡である。この調子で梅雨にはチヌだけでなく良型グレも数狙えて、楽しい釣りが期待できそうだ。
大谷善正:三重県釣連盟会長、三重グレ研会長)

磯釣り本命チヌ 当たるは予想外 30cm超のグレ!! おわり

釣り場詳細
釣り場

石鏡(三重県鳥羽市)


【交通】大阪方面からは西名阪道、名阪国道、伊勢自動車道経由で鳥羽市街へ。鳥羽からパールロードに入り石鏡へ。問い合わせは渡船ポセイドン(TEL0599・32・5177)へ

タックル詳細
タックル

当日のグレのフカセ釣り仕掛け

当日のグレのフカセ釣り仕掛け

当日使用したロッドはダイコーのA-1クラシック磯ZERO 0.5号5.3m。チヌ竿だが、グレの中型狙いにはなかなか使えるロッドである。胴でしっかりためることができ、グレを浮かせてくれた。これにダイワ精工のトーナメントISO-Z 2500LBDをセットし、道糸はゴーセンのハイサスペンドT-1の1.75号を巻いた。ウキは釣研のグレ専科Gシリーズを使用し、ハリスはゴーセンのフロロファイタールーツ1.5号を2ヒロ、ハリはオーナーばりの速手グレ5号をセット

メバルも…詳細
メバルも…

本気で狙うのもアリ!?

本気で狙うのもアリ!?

チヌやグレの良型にわいた当日だったが、もうひとつ、うれしい外道でメバルも食ってきた。実は石鏡はメバルの魚影も濃いところで、しかも型がいい。なので、本気で狙ってみても面白いかもしれない

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