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渋色に乗り乗り 日中エギング丹後のアオリイカ
投稿日:2008年09月19日
まずは水深たっぷりの伊根湾奥。ブラウンカラーに一投目から入れ乗り
外海に向かって開けた新井崎の磯場では、胴長15cmクラスが連発した。地磯の釣りは単独釣行は避けること、スパイクブーツとライフベルト等の安全装備も必須です
9月に入るとさすがの酷暑もゆるみ、朝夕が涼しくなってきました。このころになると、がぜん面白くなってくるのが人気上昇中のエギングです。
エギングといえば大型の釣れる春季も面白いのですが、確率は低く、初心者にはなかなか難しいものがあります。それに対して、日本海で「秋イカ」と呼ばれるこれからの季節なら話は別。春に産み付けられたタマゴが孵化して大きく育ち、子イカたちが活発にエサを追い始めるこの時期なら初めてチャレンジする人であっても手軽に、簡単に美味しいアオリイカをゲットできる好機なのです。
9月4日、海が少し荒れ気味なのが気にかかりながらも今季初のエギングをと、丹後(たんご)方面に向け車を走らせました。最初に入ろうと思ったポイントは向かい風&夜目にも波立って見えたのでパス。有望ポイントでしたが今回は単独釣行なので少し大げさなくらい警戒しないといけません。次に入ったポイントは伊根(いね)にある通称日出(ひで)の波止。ここは伊根湾の奥まったところにあるポイントで、波や風は穏やか、また鬼のように水深があるため多少の気温の変化も水温には影響しないという、天候が不安定なこの時期にぴったりなポイントなのです。車窓から見た感じは水色もよく、釣れそうな感じがしていたので早速準備を調え釣り場に下りていきました。
「日中エギングには派手カラー」と決めつけていてはソンをする!? その日の天候や水色だけじゃなくイカの「スレ具合」も計算して餌木のカラーをチョイスするのが正解だ
使用する餌木は、仲間うちでこの秋一番のヒットとなっている「墨族」のブラウン/ゴールド。日中エギングといえば、オレンジやピンク系統の視認性のよい派手カラーが好まれますが、お盆過ぎから気の早いエギンガーが派手な色のエギで叩き回っている影響のせいか(?)今年の秋はオレンジ、ピンク系統の色に対する反応が著しく悪く、かわってブラウン系やオリーブ系のカラーにアタリが集中しているという情報です。
そんなわけで一投目からシブイ色を選択していたのですが、この作戦は見事に的中。底を取るまもなくガンガンとアタリが出てしばし入れ乗り状態に突入! しかしヒットしてくるのは胴長12cmほどのミニイカばかりで、餌木の色やサイズをかえても良型はほとんど釣れず、しかも時間とともにサイズはダウンする一方の状況です。いいかげん、嫌気がさしてきたところに同じクラブの北村君(通称タケちゃん)から仕事が終わったから、夕まずめにかけて合流したいとの電話があり、場所移動を決めました。
ハイピッチショートジャークでイカの活性を上げてステイ…
基本に忠実な釣り方できちんと答えが出てくれるのが秋イカ。エギングを始めるならいまがチャンスですよー!?
今度の場所は伊根からちょっと奥まったところにある新井崎(にいざき)の磯場。ちょっと足元が危うい場所なので、2人以上での釣行が鉄則ですが、外海に開けた地形をしているので防波堤より一回り大きなサイズが狙えるのが魅力です。半面、先行者がいると疲労感だけが残ってしまうポイントです(苦笑)が、幸いこの日は平日とあって先行者の姿は見えません。
早速スパイクブーツとライフベルトを付けてエントリー。少々波気はあるものの、まずまずの水色に期待を込めてキャストするとすぐに15cmほどのアオリイカがヒット! その次はちょっと小さめの13cmとまずまずの滑り出しです。釣り方は秋イカらしくハイピッチショートジャークで活性を上げてからのステイ、もしくはカーブフォールでゆっくり落とすだけといたって簡単。春イカと違って、秋のイカは一カ所で粘らず、アタリが遠のいたらガンガン場所移動して「足で稼ぐ」のが釣果を伸ばす秘訣です。夕闇が辺りを包む時間が来るまで2人であちこちと釣り回って大満足で納竿しました。
これからの日本海エリアは新子の数釣りが落ち着いて、型狙いに移行していきます。 サイズが大きくなる分、数が減るので初心者には釣りにくくなりますが、それでも絶対数が多いので朝夕の時合いを集中的に攻めればかなりの釣果が得られるでしょう。今年はシーズンインが早かったので早生まれの個体はかなりの大きさに成長しており、10月にはキロ近い物もキャッチできそうな勢いです。冷たい季節風がシーズン終了を告げるまでは日本海に通ってみませんか?
(増田将輝:kingdom!)
渋色に乗り乗り 日中エギング丹後のアオリイカ おわり
伊根(京都府与謝郡)
【交通】京都縦貫道綾部宮津道路終点の宮津・天橋立インターから宮津市街に入り国道176号を西へ。国道178号に入って伊根町へ
ダート系最強の「墨族」にこだわる!
秋イカ攻略は目立ってナンボ! ということで使用餌木はもちろんダート系最強といわれるハリミツの墨族。開発時よりこだわり抜いたボディー形状はシャクった時の力をすべてダート幅に変換するので、ラインスラッグを上手に使えば軽い力でも驚くほどのダートを演出してアオリイカに強烈にアピール! その動きは食い気のないイカにまで捕食スイッチを入れてしまうほどの魔力を持っています。もちろん、いくら秋イカの活性が高いといってもダートで目立つだけでは釣果は伸びません。ここぞ! という時に絶妙なフォールを入れてこそ秋ならではの数釣りを楽しめるのですが、その点墨族ならフォールやステイ時のバランスが秀逸。さらに加えて、豊富なカラーバリエーションで晴天曇天澄み潮濁り潮と、どんなシチュエーションであっても必ず当たりカラーを導き出せるのが魅力です。なかでも毎年「テスターカラー」として大伴、鳥田、増田の3人がリリースする新色はそれぞれがフィールドで培った経験を元に妥協せずに作り上げた開発泣かせの逸品(笑)。持っていて損はしないというよりも持ってないと損をする必釣カラーといえます。ちなみにボクがリリースしたカラーは06年が「ブラウン/ゴールド」で、これは日中にアオリイカをスレさせることなく釣り続けられる色を目指して作りました。 派手カラー全盛の波に逆行するように発売されたのですが結果は上々。「海につけておくだけで釣れる」魔法の餌木として活躍しました。翌07年にリリースした「オリーブ/レッド」は若干濁った時に効果を発揮し定番エギとして定着しました。そして08年、満を持して発表したのが「オレンジ/レインボー」と言う派手カラー。従来の「マーブル模様」とはひと味違ったなまめかしい輝きでイカを誘惑し、その実力は今年4月に3200gのビッグワンを仕留めたことでも証明されました。確実に釣果を左右する「餌木」。今年の秋は「墨族」にこだわって熱く過ごしてみてはいかが? カラーチャートは上記リンクから「墨族」サイトでご確認くださいね
ロッドは使用餌木を基準にセレクト
当日の私のタックルはロッドがダイコーのトライバルエグゼキュターEGTX-88EL、リールはダイワ精工・トーナメントエアリティ2500でラインはクレハ・シーガーバトルエギPE0.8号、リーダーに同じくシーガーグランドMAX2号を使いました。エギングタックルは使用する餌木にマッチするロッドを選択することが基本。EGTX-88ELは2.5~3寸の餌木の遠投性、操作性に優れたロッドなので陸っぱりの秋イカ狙いにぴったりの一本です







