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春波止エギング キロ超アオリイカ バーニング!!
投稿日:2009年04月17日
室戸岬周辺の海水温は20度近く!これは…釣れる!!
キロクラスの大型アオリイカが狙える春シーズンが開幕。水温が高く、安定しているほどいいので、徳島市内の自宅から一気に南下、やってきたのは室戸岬を回り込んだ室戸漁港
4月に入って、いよいよ釣りに行きやすい気候となってきた。しかし、海の中は陸上とは違うので、水温に気を配らなければスカを食らうのもいまの時期。4月11日、近所に住んでいる釣友の田上君が、駐車場でゴソゴソとやっていた。「釣りに行くの?」と声をかけると、「今朝ヒラスズキに行ってたけど、またダメでした~」ほらね。
すると「賀川さん、あさって仕事が休みだから釣りに行くんでしょ~?」ときいてきた。「エギングでアオリ狙いに行くつもりやけど…一緒に行く?」横でヒラスズキを狙えばいいし、夜が明けたらヒラメ、年によってはメッキも釣れるよ、と勧めると一瞬悩んで「アオリ一本で同行させてもらいます」。
ただいま徳島県の県南エリアの沖磯では、エサ釣りや餌木で0.3~3.0kgまでのアオリイカが釣れだした。陸っぱりでもエサ釣りにはキロオーバーが釣れている。しかし、エギングではもう一つ。これも水温がめまぐるしく変わり、安定しないから。まあ、毎年のことなので県南エリアには目もくれず、狙いははじめから高知県の室戸岬周辺と決めていた。
徳島県水産研究所のサイトで海水温を調べると、佐喜浜(さきはま)ぐらいから室戸岬手前までは18度ぐらいで、室戸岬周辺は20度近くあるのでは?と思われる。黒潮が入っている…これは釣れる!! 佐々木さんも誘ってみようかとさっそく電話をすると、「行きます」と即答!
12日、午後10時すぎに出発した。夜になっても暖かく、窓を開けても寒くない。月も上がりはじめて、着くころにはいい具合に海面を照らしているだろう。昼間に吹いていた東風もやみ無風。海岸線に出ると波もなく、まさにアオリイカ日和。おまけに雲もなく月もいい具合の大きさで、今夜は夜明けまで海を照らしてくれるだろう。あとは、室戸岬を回り込んだところで風があるかだ。室戸岬は、岬の手前(東側)と向こう(西側)とでは地形が反対になる。手前の海では太陽が昇り、向こうの海では太陽が沈む。有名なだるま朝日とだるま夕日が、少しの移動で見られるのだ。
室戸漁港沖側の白灯台。先行者はキロオーバーと800g
先陣を切って、田上君が中型のアオリイカをキャッチ。引かなかったので海藻だと思っていたらしい。そして、私のほうに来たのはうれしいキロオーバー。コイツはよく引いて楽しませてくれた
まあ行ってみて、風の具合で室戸漁港にするか、手前の高岡漁港にするか決めよっと。途中、道中にタヌキが1匹、2匹と出るたびに「あぁ~、あぁ~」と佐々木さん&田上君がため息。彼らはタヌキを見ると釣果が悪いみたい。私はその反対で、タヌキを見れば見るほど釣果がよい! ちなみに今回は5匹ものタヌキと遭遇。
岬を回ると…無風だ。これなら目指すは室戸漁港の沖側にある白灯台。車が一台あり、どうやら先行者がいるよう。車から降りると暖かく、さすが南国土佐! タックルを用意して灯台に行くと、先行者は1人。「どうですか~」と声をかけると、「潮止まり前に2ハイやりました!」見せてもらうとキロオーバーと800gぐらいのを釣っていた。「こっち側、釣ってもいいですか?」と確認したら、「移動するからやってください、あそこの場所でコッてよく当たりますよ~」と謎のアドバイスとともにポイントを譲ってもらった。
3人で並んでのアプローチ。佐々木さんに「コッて当たるて、何やろう? ズル引きで釣ってたのかな」などと話しながら、底を意識して、移動距離の少ないスラックジャークの大きなシャクリでみせ、そのあと小さいシャクリでネチネチと探るが当たらない。底潮がゆっくりと左側にいっているが、流し込んだりしてもう~ん、ダメ! シャクリを入れ、底でスライドさせるとガッチリ根掛かり&ロスト。底でのズル引きも即ロスト。カーブフォールでも根掛かり! きっと海底にはラインがいっぱい引っ掛かっているのだろう。フリーフォールだと引っ掛からないのに、カンナが下を向くと糸を拾うようだ。
底に掛かりドラグによって「ジィー」とスプールの逆転音が出るたびに、みんなが「デカイん?」と声をかける。そんな中、田上君がロッドを曲げて巻いているので 「やった?」ときくと「海藻です」。でも、竿先の感じをみると、ヒットのような…寄ってくるとやはりアオリイカだ! ギャフで掛けてキャッチ成功。全然抵抗がなかったよう。あとで量ると493gだった。
タヌキ効果?沖で浮かせて沈みテトラをかわし…ニギリ回避!
必殺座り込み釣法が炸裂!? 沈黙をやぶって田上君にもキロオーバーの良型がヒット!
これから爆釣? と思われたが、あとが続かず沈黙。さっきの人のように移動が正解なのか…と思いながらもシャクリを入れ、フォールをしていると隣の田上君とクロスしている。糸フケをつくっているうえ、少し風も吹いてきたことから、田上君のラインの上に乗ってしまったのだろう。小さいアクションで何度か探っていると、流れによって田上君の仕掛けが私のラインの下を通り抜けた感じが。そこで根掛かりを回避させてから回収しようと、餌木を大きく跳ねさせる。
そのとき、ズッシリとした重量感が!「ヨッシャ、乗った」ジィジィーとスプールが逆転音を鳴らし、ラインが出る。掛けた瞬間の何ともいえない感覚と、ラインを引きずり出すこの感じ、楽しい!! 一発目のランをしのぎ、巻き上げにかかりながら少しドラグを締め、竿の操作とドラグの性能でアオリイカの走りを止め、沖で浮かせる。足もとから5~6mには沈みテトラがあるからだ。ゆっくりと引き寄せ、掛かりどころをたしかめるためライトを点けると、明かりに驚いたのか最後の抵抗。ロッド操作でいなして田上君にギャフを掛けてもらった。1324gだ。ヨッシャ~!これもタヌキ効果か!? これでニギリ(徳島ではボーズのことをニギリという)はない。
これからかと思ったが、またもや単発で沈黙が。時間が経つにつれ防波堤の上に座り込んでいた田上君にヒット! ロッドが大きく曲がり、しっかり溜めてからラインを巻きとりにかかる。ゆっくり足もとまで寄せ、自分でギャフを打ちキャッチ! これもキロオーバーの1260gだった。
その後、夜明け前のゴールデンタイムはダメで、太陽が出てきたので室戸漁港での釣りは終了。「ほかの港に寄りながら帰ろうか」といいながら室戸岬を抜けたとたん、海は大荒れ、サラシだらけ! さっきまでベタ凪だったのに。サーフィンで有名な場所では大波が入っている。これでは釣れる場所は限られ、防波堤の高い佐喜浜へ。河口から沖に向けて白く濁り、ベイトはいるのだが反応はない。ウロウロしていると港の中で潮目ができていたので、そこを目掛けてキャスト! フリーフォールで底を取り、スラックジャークで大きく三段シャクリを入れてフォール。ラインが沖に走り、解説書通りのヒット! スルスルと寄って来て引き抜いたのは 200g弱のちびアオリ! この後はアタリも続かず、納竿となった。
(賀川正志:徳島市)
春波止エギング キロ超アオリイカ バーニング!! おわり
室戸漁港(高知県室戸市)
【交通】室戸岬周辺へは、神戸淡路鳴門道の鳴門インターを出て、国道11号、国道55号をひたすら南下
春イカ狙いのエギングタックル
ロッドはカンジインターナショナルのサムライブレード82セパレート。全体はスローテーパー気味だが、ティップからベリーにかけて柔軟で、バットは硬め。軽さ、感度、パワー、安心感&操作性は、元祖サムライブレードG1オリジナルからものすごい進化だ!リールはツインパワー2500番で、メインラインはYGKよつあみのG-ソウル10ポンド。糸の色が白で見やすく、0.8号と表示されているが、太さがほかのものよりも細く、値段もリーズナブル。リーダーは2号を基本2ヒロ、状況によっては矢引き程度にすることも。根掛かりの多い場合は2.5号も使う。またPEとの接続は、遠投する場合にはFGノットで、近場や闇夜、急いでいるときなどはSFノットで接続している。タックルのほかに重要なアイテムが水温計と締めピック。この時期は水温で釣果がかわるため、こまめに水温をはかりながら釣行している
クリックスプロスペック3.5寸
当日使った餌木は、スリムで抜群のアクションを生み出すバランスと、触れれば掛かるフックの鋭さを持つカンジインターナショナル・クリックスプロスペック3.5寸。沈下角度が絶妙で、最強の餌木だ! カラーはオレンジマーブル、ピンクゴールド、オレンジゴールド、スギピンクゴールド、スギオレンジゴールド、スギオレンジレッド、スギピンクレッド、ディープインパクトレッド、ブラウンレッド。釣れたのはスギピンクゴールドとピンクゴールドだ。イカがスレているときや、乗りが渋いときはアワビシート、エギマックス、グロウマックスの出番







