@ふぃーるど

  • 兵庫
  • 播磨

キス型ぞろい! 本荘人工島の投げ釣り絶好調

投稿日:2008年06月13日

キス型ぞろい! 本荘人工島の投げ釣り絶好調

良型を狙うなら6月から7月の産卵期がベストシーズン

日中の引き釣りで丸々と太った良型キスが強烈なアタリ... 日中の引き釣りで丸々と太った良型キスが強烈なアタリを楽しませてくれる。今後ますます調子が上がってくるだろう

5月下旬から兵庫県加古郡播磨町の本荘人工島(ほんじょうじんこうじま)で、20cmオーバーの良型キスが絶好調だ。満潮や干潮前後の潮のよく動く時間帯にバタバタと当たることが多く、日中の引き釣りで1人10~30匹の釣果が出ている。サイズは18~22cm主体で、時折25cmオーバーもまじるなど、海水温の上昇とともに大阪近郊エリアでもようやく本格的な投げキスシーズンを迎えた。

梅雨時期はエサ取りのベラも少なく、豪快なキスのアタリを満喫できるのが魅力。数も型も狙うなら産卵期の6月から7月が断然オススメだ。旬のキスを刺身やフライでいただくべく、さっそく足を運んでみた。

釣行日は6月8日の日曜日、正午すぎに埋立地南東コーナーに到着すると、東面と南面で2人のキャスターが竿を振っていた。南面の男性に「どうですか?」とあいさつすると「30匹ぐらいやな」とニッコリ。急いでタックルをセットし、自作仕掛けにイシゴカイを1匹掛けにして、カゴ網のブイが浮かぶ90m付近に投入した。着底まで4秒ほど。すぐにラインを巻き取り、引き釣りをスタートする。

いきなり25.6cm!その後、小一時間で20cm級を10匹追加

ポイントは南東コーナー。テトラ帯となっており、東面... ポイントは南東コーナー。テトラ帯となっており、東面、南面のどちらでもキスは狙える。車が横付けできるのがうれしい。当日は南面から90mほど投げ、仕掛けをさびくとすぐに小気味よいアタリが出た。テトラ上の取り込みになるので、足もとには十分気をつけよう

「あの潮目にキスが溜まっていそうやなあ?」とか「今日は近くに群れているのかなあ?」なんて考えながら5mほどさびいたところ、いきなり強烈なアタリが襲ってきた。「ええサイズかも?」とテトラをおりて取り込み体勢に入る。足もとまで一気に寄せ、バラさないよう慎重に海面から抜き上げた。サイズは25.6cm。丸々肥えて握りごたえもバツグン。その後もアタリは頻繁にあり、小一時間の間に17~23cmのキスを10匹追加(ダブルヒットは2回)。ガシラの21cmも追加して、500円分のイシゴカイを使い終えた午後1時半に納竿した。

キスのアタリは竿さびきの直後に出ることが多く、さびいた後は、キスにエサを食わせる時間を与えることも必要だろう。エサ取りの大半は小型のハゼだが、たまにハオコゼもまじるので毒棘に刺されないように注意したい。引き釣りの最中にゴゴッとアタリが出たら、少しだけさびくスピードを遅くして、すぐにアワセを入れるようにしている。活性が高ければ、このタイミングでもがっちりハリ掛かりしているはずだ。エサは切って使う人もいるが、イシゴカイは1匹掛けのほうがアピール度は高い。

潮のよく流れているときがベスト。置き竿との二刀流も一手だ

一投目に来た25.6cm、こんなサイズが珍しくない... 一投目に来た25.6cm、こんなサイズが珍しくないのが今年の本荘人工島。外道でヒットしてくるガシラも20cmを超えるのでいいお土産になる。また水道部で竿出しすれば、ちょい投げでアブラメの新子が簡単に釣れるので、ファミリー釣行にもいいポイントだ

基本的な投点は70~90mでOK。6月1日に東面のテトラ帯に釣行した釣友が早朝の4時間で15~23cmを55匹釣っているが、こちらは投点30~40mでアタリが集中したらしい。ヒットエサはイシゴカイ。半日で1000円分もあれば十分だろう。潮目ができているときが最高の時合いで、流れの止まっているときはまったく釣れない。つまり、潮がよく動き、潮目の出ているときが常に時合いというわけだ。大潮から中潮で実績が高く、昨年8月には28cmオーバーも出ている。置き竿でバンバン釣れる日もあるので、引き釣りと置き竿の両方で狙ってみても面白いだろう。いずれのポイントもテトラからの取り込みになるため足場には十分注意して入釣したい。

手がたく良型キスの狙える本荘人工島だが、唯一の問題はアオリイカ狙いのカゴ網が大量に仕掛けられている点。護岸に並行するかたちで幾重にも設置されているので、なかなか思うようなポイントに投げられない。せっかく良型を掛けてもロープに食われては元も子もないので、ブイがたくさん浮かんでいる場所でのキャストはひかえよう。

日中の引き釣りならイシゴカイオンリーでもよいが、早朝や半夜に狙うならアオイソメやチロリ、細めのマムシも有効だろう。夜間の釣行情報がないため何ともいえないが、水深と潮通し、良型キスの魚影の濃さの3点を考えると、尺サイズのヒジタタキが付近一帯を徘徊しているかもしれない。大ギスが生息する条件はすべて整っているので、夜釣りで狙えば必ずヒジタタキが出ると確信している。
(渡辺大輔・奈良県香芝市)

キス型ぞろい! 本荘人工島の投げ釣り絶好調 おわり

釣り場詳細
釣り場

兵庫県播磨町・本荘人工島


【交通】大阪方面から車の場合、第二神明道路の明石西インターを出てすぐを左折し、国道250号を右折。瓜生交差点を左折し、道なりに進んで本荘人工島へ

タックル詳細
タックル

渡辺さんの投げ釣りタックル

渡辺さんの投げ釣りタックル

当日のタックルはプロサーフ405BX-Tにパワーエアロをセット(ともにシマノ)。道糸はクインスター5号(サンライン)。底は完全な砂地で根掛かりもほとんどないので、道糸にPEラインを使用しても面白そうだ。超遠投で大物を! という人にはスーパーキャストPE投テーパーヤーン競技の0.6→8号がオススメ。ノットレス&極細PEで遠投が苦手なキャスターでも、驚異的な飛距離を実現してくれる。私自身はこのポイントで120m以上の沖合を探っていないので詳しいことは分からないが、もしかしたら、ものすごいキスの溜まり場になっているかも?

仕掛け詳細
仕掛け

2本バリ仕掛け

2本バリ仕掛け

遊動天秤27号に砂ズリは5号3本ヨリを60cm。モトスはフロロカーボン4号を1mとり、真ん中からハリスを1本出した2本バリ仕掛け。ハリはスピニングB(がまかつ)の10号を用いた

このページの先頭へ戻る

  1. 関西の釣り情報は「釣りサン」に決まり!釣りサンデー
  2. @ふぃーるど
  3. キス型ぞろい! 本荘人工島の投げ釣り絶好調