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淡路島佐野新島 ワインド太刀魚 たそがれ夏の陣
投稿日:2010年07月14日
一騎当千の大将は単独で洲本へ釣行
いまいち情報がなく、釣れているのか、いないのかわからなかった淡路島のタチウオ事情ですが、絶対いるでしょ!と最強トリオが本気を出したところ、ご覧の通り…
年々早くなるタチウオの開幕。今年は6月初旬から「淡路島で釣れた!」などと聞こえてきました。しかし、近場の神戸で釣れ出してからというもの、淡路のタチウオ情報は減っていき……いやいや、そんなわけはないでしょうと、今回は職場(オンスタックル)の同僚でもある「軍曹」こと川上氏、そして「うらら」こと浦氏と私の最強(凶?)布陣にて、淡路市津名(つな)の釣具店・NEWシーバイトさんからいただいた情報を頼りに、佐野新島の北波止へと向かいました。ちなみにこのとき、ウチの代表であり単独でも最強な「大将」こと小林氏は、まるは釣具・洲本店さんからいただいたもう一つの情報先、洲本へと向かっておりました。さて、どちらに軍配が上がるのか? というか、男連中が全員釣りに出ていてオンスは大丈夫なのか!?
釣行した7月7日は、雨が多い今年の梅雨の中では貴重な中休み。天気にも恵まれ、あとはお魚さんの機嫌だけ…となると、「魚散らし」こと私がいるこちらの方が不利です。ただ今日はそれをカバーできる「匠魚マスター」の2人がいますし、実はいいバランスなのかも? そして現地へは午後4時頃に到着。この時間、神戸ならそろそろタチウオが来る頃なのですが、淡路島だとまだちょっと早いんです。なので、それまでは工場で留守を預かってくれている生産スタッフへのお土産確保=大サバ釣りに興じます。そしてこれ、実はサバが釣れる=ベイトありで、さらにサバが釣り止む=タチウオタイム到来と、今日のタチウオを占う上で大切なバロメーターにもなるわけでして…早速やってみますと、「コッ…コッ、グン!」いたいた! ほどなくしてお土産確保に無事成功、なおかつこれで本命・タチウオの期待度メーターもグンと上昇です!
サーチ能力の高さを買ってマナティーは90mmサイズを選択
NEWシーバイトさんからの情報をもとに最強トリオが向かったポイントは佐野新島の北波止。日が暮れるまではいまが旬のゴマサバを狙ってお土産を確保!!
途中ナブラも出て楽しいひとときをくれたサバたちも日暮れとともに姿を消し、いよいよ本命・タチウオの時間がやってきました。まずはサーチ能力が高い90mmサイズのマナティーの、色は今年やたらと調子がいい超ケイムラのK2(ケイムラ・ブルーファントム)を選び、それをZZヘッド1/2ozと組み合わせ、フルキャストして一度底を取ってから広くタナを探っていきます。そして中層ぐらいまでシャクリ上げてきたとき「ココ、キュン!」タチウオ独特のその場で止まったままのような手ごたえと小気味いい引き…が、なぜかすごく弱いんですけど? 頭の上にハテナマークがぐるぐる回ったまま上がって来たのは、今年初のサイズ!…鉢巻みたいなカワユイタチウオでした。
その後数投は掛かる気がしないアタリが続いたので、マナティーを90mmサイズよりも掛かりが良くなる75mmサイズへ下げてみると、今度はちゃんとロッドが止まる手ごたえ! でもこれはタチウオが精いっぱい頑張ってくれただけでした。またもや鉢巻サイズ。その直後にもまた…今日はこのサイズしかいないのか? なんて思いだしたそのとき、匠魚60mmのK2カラー+ZZヘッド1/2ozを使っていたうららのロッドがガツンと曲がりました! そして上がって来たのは…ありゃ、ちゃんといるじゃないですか、指3本幅ぐらいの夏タチアベレージサイズ登場です。続いて軍曹のロッドもしなり、やはり同サイズをGET! そして軍曹もうららと同じセッティング。さすが匠魚マスターズ!
振り幅を抑えるためZZヘッドの重さを変更
日が暮れてタチウオワインド開始。さすが匠マスターズの二人だけあって、うらら(中写真)がさっそく良型を上げたと思ったら、軍曹(下写真)もきっちりキャッチ
…なんて感心している場合じゃありません。私も続くぞと投げ倒しますが、魚の機嫌がおもわしくないのか、ひたすら掛からないアタリばかり。そして匠魚マスターズはというと…ああ、すでに数も私より釣っちゃっているじゃないですか。ということは、大きなジグザグアクションを描くマナティーでは魚がルアーを追いきれず、大きなテールでブレーキがかかるぶん振り幅が小さめになって食いやすい匠魚の方が今はいいのではないかと推測。ならば、マナティーの場合はジグヘッドを軽くしてやるとジグザグの振り幅が抑えられるから…というわけで、ZZヘッドを1/2ozから3/8ozへ変更して仕切りなおします。
淡路島でのタチウオの場合、時合いを外すとその後まったくなしのつぶてとなりやすく、釣れ始めて約1時間経過する今はまさにその瀬戸際。時を同じくして洲本の大将からは「こっちはようやく釣れ始めたわ~。でも3本半幅はあるええサイズやったで!」との電話がはいるものの、匠魚マスターズの口からは「アタリが減って来た…」とのつぶやきが漏れ始め、こちらは終焉がもう間近であるのは明白です。いかん、せめて「鉢巻野郎」のいただけない称号が我が頭上に輝くのだけは阻止せねば! 恐らくあと1~2回あればいいアタリを逃さないよう、滅多にないほど集中してシャクっていると「コッ、ゴッ、キュン!」よし掛かった! あとはバラさないように…獲れたぁ! 釣れたのはアベレージサイズではあったのですが、こんなにホッとしたのも、ついぞなかったんじゃないかと…。
ところかわればパターンもかわる!? 洲本の釣果はマナティーで
3連続の鉢巻サイズに冷や汗。「鉢巻野郎」の称号だけはいただかないよう、必死のパッチでシャクって最後の最後にアベレージサイズを1匹
その後、こちらではアタリも途絶えたため納竿。結局、軍曹、うららともに5匹ずつ(うち鉢巻1匹)、私4匹(鉢巻3匹)と、芳しい情報に乏しい中でもタチウオたち、ちゃんといてました。そして片付けを終えた頃に大将から連絡があり、洲本も5匹(鉢巻なし)とのこと。しかし、釣れ方は違いました。私たちがいた佐野は匠魚有利のパターンでしたが、洲本の大将の釣果はすべてマナティー。そして大将がやっていたのは「夜光虫が光る水深(表層)の直下狙い」と、実は私がしていたパターンと同じ(使っていたマナティーのサイズ・カラー・ZZヘッドのサイズまで同じ)だったのです。なので、良かった時のパターンにこだわらず、常に色々探ってみて下さい。途中の私のように、パターンを外して…というのさえ避ければ、魚はきっちり答えてくれますから!
(江川孝:オンスタックル)
淡路島佐野新島 ワインド太刀魚 たそがれ夏の陣 おわり
淡路島・佐野新島
【交通】今回訪れた佐野新島へは、神戸淡路鳴門自動車道の東浦インターを出て左折。国道28号を右折して南下し、佐野運動公園の案内に従い島内へ。ここは津名周辺にある人工島群の中でも一番北側にあり、その沖向き南北にはそれぞれ波止が出ていて、今回は北側の波止にてやってみました。ここの沖向きの足場はテトラとなっていますが、比較的立ちやすい形状です。しかし、暗い時間の釣りになるのでライフジャケットの装着はもちろんのこと、ヘッドライトなどの装備など徹底した安全対策を講じたうえでの釣行が必須です
マナティーと匠の使い分けで釣果アップ!!
タックルは、ワインド専用ロッドのジャストエース・ショアワインダー872Mに、シマノのツインパワーC3000の組み合わせ。ラインはYGKよつあみのガリス・ウルトラWX8GesoXの0.6号、リーダーはクレハのシーガーエース4号を使いました。本来PEラインは0.8~1号を標準で使用しますが、ここは潮流が速く、また当日は夜光虫も目立っていたので、飛距離向上と潮の抵抗の軽減、そして夜光虫の光を少しでも抑えるためワンランク細いラインをセレクト。ちなみに大将がいた洲本はかなり夜光虫が多かったらしく、リーダーを2号まで落としたそうです。また、クリアーウォーターではワイヤーリーダーは見切られやすいので、まずはワイヤーなしでやるのが鉄則ですが、群れの密度が高い&高活性時などではトラブル軽減重視でワイヤーリーダーを使う方がいいこともありますので、必ずスタンバイしておくようにしましょう。で、ルアーの方ですが、今回タチウオで使用したのは2パターン。1つはオンスタックルデザイン・マナティー75mmサイズのMT-K2(ケイムラ・ブルーファントム)、MT-1(パールホワイト)と、もう一つが匠魚60mmサイズのTK-K2(ケイムラ・ブルーファントム)。シャクると大きなジグザグ軌道で動くマナティーと、同じくシャクるとジグザグ+ブルブル尻尾のダブルアピールの匠魚、まずめ時には動き重視のマナティーを使い、日が落ちきるとブルブルアピール付きの匠魚と上手く使い分けると釣果は一気に伸びます! そしてどちらにも使うのがオンスタックルデザイン・ZZヘッド。今回は比較的浅めで食ってきていたので、1/2ozをメインに3/8ozも織り交ぜて使いました。そしてメインフックはカルティバ・ST-36BCの#2や、がまかつ・トレブル120の#2を使用。また、マナティー使用時にはショートバイトも拾いきるためにオンスタックルデザイン・サーベルアシスト(別枠参照)も追加しました
ワインド専用アシストフック「サーベルアシスト」
今年の新製品・オンスタックルデザインの「サーベルアシスト」は、ワインド釣法、とくにタチウオでよく起きるメインフックがない場所へ噛みついてくるアタリも掛けるための専用アシストフックです。装着方法は ①ゴム管部分をメインフックのマナティーに刺すハリへゴム管の長い方から通し ②フック後方から見て右回しに1~3回、ねじるだけで固定完了(メインフックの太さによりねじる回数はかわります)と、いたって簡単なうえ、しっかり固定されるのでライン絡みなども激減。また、レッドチューブとケイムラビーズの相乗効果は、バイトマーカーとしての役目があり、フッキング率も向上するので、タチウオワインドでは絶対欠かせないマストアイテムです







