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開幕直前!但馬 沖磯エギング アコウも本命!!

投稿日:2009年09月14日

生育が遅れ気味なアオリ。1匹目はマッチ箱サイズ

兄弟赤島でのファーストヒットはアコウ。但馬の沖磯で... 兄弟赤島でのファーストヒットはアコウ。但馬の沖磯ではこの秋、要注目のターゲットだ。アオリの1匹目はミニサイズだった。このサイズでも一潮で3号の餌木を抱くサイズに成長する。ツバスはワームでのヒット

実釣取材は9月6日に行った。但馬では例年ならお盆が終わったころからアオリの新子が釣れ始めるが、今年は冬季の水温が高かったものの、ゴールデンウィーク頃から水温の上昇が止まってしまい6月中旬まではほとんど上がらず。大雨も影響して夏が低水温だったせいか、新子の生育は1カ月近く遅れている状態だった。出船は2番船で午前5時45分ごろ。北東風が強くなる昼頃までという条件付きで、好ポイントの兄弟赤島(きょうだいあかじま)の西赤島へ渡った。まず谷さんが狙ったのは島の南側。陸との距離は200mほどあり、沖は潮通しが良いものの磯際はほどよくよどんでおり、水深も浅くて遊泳力の弱いこの時期の新子には最適のポイントだ。

乱舞エボリューションワイドレンジ3号でキャストを続けていると、アオリはチェイスしてくるものの、なかなか距離を詰めてくれない。つかず離れずを繰り返していると、次第に磯際にはアオリの群れができていた。そんな中、表向きの磯でジャックアイ28gを投げていた同行の斎藤洋平さんが20cm超のアコウを釣って戻ってきた。先述の通り今シーズンはアコウの気配が濃い。エギングタックルで狙えるので、狙わない手はない。

「アオリはむっちゃおるけど乗りませんね」と谷さんは餌木を乱舞エボリューション2.5号にサイズダウン。カラーはオールマイティーに使えるシェルテオレンジをセレクト。するとアオリは好反応を示したが…最初にヒットしたアオリは、谷さんも「こんな小さいのを釣ったのは初めて」と苦笑いするほどのマッチ箱サイズだった。

ギョーザクラスはヒットするも北側は×

秋の釣りはサイトフィッシングになることが多いので、... 秋の釣りはサイトフィッシングになることが多いので、他のシーズン以上に偏光グラスの重要度は高い。必ず持って行こう。兄弟赤島は西赤島も東赤島も歩き回れる。状況を見ながらランガンしよう

沖から集めてきたアオリを、餌木のカラーを変え、サイズを替え、ウエイトに穴を開けたチューン済み餌木に交換したりして、単調な攻めにならないようサイトフィッシングで丹念に攻めるも、アオリの反応は今一つ。数匹キャッチしたものの、最大はギョーザクラスに毛が生えた程度。見えているアオリの数は多いが、型は想像していた以上に小さい。ある程度攻めたところで、西赤島は広範囲を歩き回れる磯なので北側の潮通しの良いポイントに移動してみた。

西赤島は東寄りの風に対して風裏なので、釣りには影響が出なかったが、ウネリは出ており、北側先端では濃いサラシが広がるほどだった。青物には最適な条件だが、アオリには不向きな状況。やや北寄りの東赤島との水道部を探ってみたが、ウネリの影響で濁りが入っており、水流が強くて新子のアオリが定位できない状態。チェイスすらないので数投で見切りをつけた谷さんは、南側へと戻ることにした。

根魚狙いではアコウにガシラにムラソイまで!

釣り荒れが少ない但馬の沖磯ではアコウをはじめ、ガシ... 釣り荒れが少ない但馬の沖磯ではアコウをはじめ、ガシラやムラソイまでもがヒット。エギングタックルにジグやワームをセットするだけでOKなので、これを狙わない手はない

同行の斎藤さんがアコウやガシラをコンスタントにヒットさせていたので、「気分転換に根魚を狙いましょうか」と谷さんは「OH!めだまジグヘッド」の10gにカットテール4インチをセットして根魚狙いをスタートした。ボトム付近をリフト&フォールしていると、開始してすぐにロッドが曲がる。根に入られないようゴリ巻きで一気に上げたのは、ムラソイの20cmクラス。磯で根魚を狙っていると意外とよく釣れる魚で、見慣れない人はたまにガシラと勘違いすることもある。

続けて谷さんは20cm弱のアコウを上げ、メタルジグ「ジャックアイ」で底を叩いていた同行の岳原雅浩さんにも同型のガシラ、アコウがばたばたとヒット。大阪湾では専門に狙ってもなかなか釣れず「幻の魚」とまでいわれているアコウだが、但馬の沖磯ではあっさり釣れてしまう。その後、谷さんは新製品の「ジャックアイD-SLIDE」の20gで良型ガシラを上げ、皆さんガシラ、アコウを追加して午後1時過ぎに納竿とした。

残念ながらアオリはまだシーズン開幕直前とあって取材日には小型しか上がらなかったが、船長の話ではあと1~2週間もすれば本格的なエギングシーズンが開始するとのこと。9月のシルバーウィーク辺りが狙い目だろう。釣行する時はエギングの用意だけでなく、メタルジグやワームを持っていくのをお忘れなく。(編集部)

開幕直前!但馬 沖磯エギング アコウも本命!! おわり

餌木詳細
餌木

2.5号と3号の使い分け

2.5号と3号の使い分け

谷さんが愛用するFINAの餌木・乱舞エボリューションには、ワイドレンジモデル、シャローモデル、ディープモデルの3種類のタイプがある(2.5号はワイドレンジのみ)。シーズン当初に使うのは2.5号と3号だ。谷さんは3号に関しては使い慣れていて、潮の変化などの状況変化を把握しやすいスタンダードなワイドレンジモデルをメインで使い、潮の動かない場所やシャロー狙い、餌木のサイズに対してアオリイカが小型の場合はシャローモデル、潮流が速くてテンションをかけた状態で餌木が浮いてしまう場合や、水深がある、またはアオリが速いフォールに対して反応が良い場合にはディープモデルを使う。2.5号はワイドレンジの1モデルのみだが、ウエイトの割に前傾姿勢で沈みが速く、テンション操作一つでさまざまなフォールスピードを演出することができる個性的な餌木だ。良く飛ぶのも魅力の一つ。様々な状況に1本で対応できる。谷さんは秋だけでなく、春のシーズンにも2.5号を使用するのだそう。また谷さんが選ぶ背中のカラーはオレンジ系がメインで、下地のカラー(ボディーテープ)をローテーションしていく。シェルや金テープはオールマイティーに使え、金とほとんど変わりないが、ベイトがサヨリや太平洋側に多いイワシ、キビナゴの場合は銀テープ、天気が良く水が澄んでいる時は緑テープ、逆の場合は青テープ、光量が少ない時で光の乱反射によるアピールを増したい時は金ホロ、ピーカン時や澄み潮、起伏のない場所を攻める時などよりナチュラルに攻めたい場合はマーブル、ナイトゲーム時に潮が澄んでいて光量がある程度ある時は紫、逆にナイトゲーム時で潮が濁っていて新月回りなどの光量が少ない時や、デイゲーム時でもオフショアの深場を攻める時は赤をセレクト。状況に応じた下地のカラーセレクトを心掛けると釣果は伸びる!

タックル詳細
タックル

秋イカに対応

秋イカに対応

谷さんのタックルは、ロッドがスクイッドジャンキー・テクニカルチューン7.6ft(FINA)で、リールはステラC3000、PEは0.6号で、ノーネームノットでリーダー2号と結束。リーダーの先にはストロングスナップハイパワー仕様のSを結び、餌木やメタルジグ、ジグヘッドをセットしていた。スクイッドジャンキー・テクニカルチューン7.6ftは谷さんがプロデュースしたロッドで、秋イカに特化したモデル。メリハリが利いたジャークを可能にするためバット部が強く、ティップのみで餌木がキビキビ動かせるよう仕上がっている。ロッドを立てた状態のトゥイッチでも、ロッドを寝かせた状態のトゥイッチでも動かせる。ティップは柔軟で、アオリの身切れを防ぎ、根魚の食い込みもいい。ガイドはチタンフレームのMN、LDB、LCガイドをオリジナルのガイドセッティングで配置しており、取材当日、まったく糸絡みが見られなかった

根魚用詳細
根魚用

メタルジグとジグヘッド

メタルジグとジグヘッド

当日根魚狙いに活躍したメタルジグは、FINAのジャックアイジャックアイD-SLIDE。ジャックアイはスローな棒引きでもしっかり泳ぎ、ボトム付近をトレースするのに向いている。幅広ボディーはフラッシング効果も高い。ジャックアイD-SLIDEは、キャスティング用ジグでは珍しい細身のロングタイプ。棒引きではスゥーと直線的に泳ぐため、根魚狙いではジャーク→フォールがメインの使用法。ジャークした後にランスラックを出してフォールさせると、ジグは横を向いたまま漂うようにふらふらとゆっくりフォールするため、根魚へのアピールは高い。アシストフックにはショアライトシングルブライトン(FINA)を使用。根魚用や小型青物ならSサイズが最適だろう。ジグヘッドには根魚ジグヘッド・Oh!めだまレッドを使用していた。14gまでラインナップされており、深場狙いも可能。ストロングワイヤーを採用しているので、不意の大物がヒットしても安心なのが嬉しい。その名の大きなアイはワームに命を吹き込む

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