- 兵庫
- 淡路島
沼島沖水深40m黄金色に輝く美味なるマアジ
投稿日:2008年07月04日
淡路島の土生港までお出迎え。総勢11人での乗合船で沼島沖へ
浅場の瀬につくマアジは、黄金色に輝き総体的においしいのが特長。25cm程度と大きくはないが小気味よい引きを楽しませてくれる。また、口が弱いため、いつ口切れするかとハラハラどきどき、スリリングなやり取りも味わえるのだ
淡路島土生(はぶ)の南方、約4.6km沖に浮かぶ沼島(ぬしま)。周囲10kmほどの小さな島だが、大阪湾や播磨灘(はりまなだ)へ出入りする魚たちの通り道となっているようで、魚影がすこぶる濃いところ。そんな沼島の沖で「黄アジが釣れているよ」と、大先輩の今井浩次さんに誘われ、明石海峡大橋を渡ったのは6月22日。
「黄アジ」とは、浅場の根につくマアジのこと。尻尾が黄色なだけでなく、全身が黄金色に輝くのでこのように呼ばれている。25cm前後とそれほど大きくはないけれど、総体的においしいのが特長。特に秋口に釣れる黄アジは脂の乗りが最高で、たまらなく美味なのだが、梅雨時期のいまははたして…?
沼島への定期船が出る、土生港に到着したのは午前5時過ぎ。ここから沼島へ渡る必要はなく、釣り船のほうが迎えに来てくれる。小雨まじりだったためレインウエアを着込んで準備していると、本日お世話になる勇清丸が港へ入ってきた。金丸実千雄船長への挨拶もそこそこに、船へと乗り込む。左舷側に横並びでトモの方から今井さん、つぎが食いしん坊&飲み助とイマイズムを見事に受け継いでいる、コージ今井の一番弟子? であるうちの奥様、そして今回が船釣り初挑戦のわが弟くんに、僕の順。乗り合いの当日は総勢11人が同船するも、定員25人の船なのでちょうどいいぐらいの間隔だ。
クーラーひとつでも釣行可能。当日の朝イチは潮の動きが悪いようで…
船釣り初挑戦の弟に待望の1匹目。当日はかなりの雨が降るとの予報だったが、うれしいことに小雨がぱらつく程度ですんだ。釣ったアジはすぐに潮氷に入れて、冷やしすぎないうちに別のクーラーに移しておくといい
さて、当日のタックルだが、用意したロッドはマダイ用のムーチングタイプ。長さは3.3mで、50号のオモリを使うというのでオモリ負荷は30号。口の弱いアジ相手に硬めのショートロッドでは、どうしても口切れによるバラシが多くなってしまうため、持っているなかでも特に軟らかいロッドをセレクトした。これにPE2号を巻いたリールをセットし、道糸の先にマキエ用のサブマリンカゴ、サビキ仕掛け、オモリの順でセットすれば完成。タックルや仕掛け類は勇清丸にて有料レンタルおよび購入できるので、クーラーひとつでも気軽に釣行できるのがうれしいところ。仕掛けを持参する場合は、エダス2号でハリサイズ9号前後(アジバリの場合)を目安にすればOK。食い渋りなどにそなえてエダス、ハリともワンサイズ下のものを持っておくとここぞというときに役に立つ。サビキのタイプは数種類用意するがいいだろ。
土生港を出船したのは午前6時、15分ほど走って沼島の西側中央にある、港の前を通り過ぎたところで船はスローになりました。船長は魚探でしばらくポイントを探してから、「水深40m、底から2、3m切って、やってください」とアナウンス。とりあえず初挑戦の弟にアジの引きを味わってもらいたいので、ひとまず竿は置いておき横についてサポート役にまわる。絡まないようにオモリから仕掛けを入れ、マキエカゴにアミエビを七分目まで詰め、リールのクラッチをフリーにと、手順をレクチャー。リールからスルスルとラインが出ていき、着底したところで素早く底を2m切ってアタリを待つ。
しかし、肝心のアタリが一向に出ない。反応がいいときは朝イチから入れ食いになることもあるが、どうやら潮の動きが悪いよう。早々に見切りをつけて、ポイントを移動する。次こそは! 気合を入れてアタリを待つ弟の竿先がブルンッと震えた。しばらく待って追い食いを狙いたいところだけれど、まずは1匹と巻き上げを開始。引きを味わいつつ、ゆっくりと慎重に巻き上げるが…ちょっと遅すぎるかな? 上がってきた仕掛けに、残念ながらアジはついていなかった。途中の締め込みで、口切れしたのだろう。速すぎてもダメだし、遅すぎてもダメ、ここらへんが難しいところだ。
沼島(兵庫県南あわじ市)
注
は、釣り場のポイントを指すものではありません。
【交通】神戸淡路鳴門自動車道の西淡三原インターを出て、すぐの信号を左折。国道28号を越え、新しくできた阿万バイパスを道なりに進んで土生港へ。お世話になったのは勇清丸(TEL0799・57・0047)で、船は沼島行きの定期船乗り場横まで迎えに来てくれる
胴調子のロッドがオススメ
ロッドはオモリ負荷30号で3m前後のものが適当。胴調子タイプならロッドがクッションがわりとなり、口切れを防いでくれる。道糸のガイド絡みが気になる人には、中通しタイプがオススメ。リールは小型のボトムリールに、道糸はPE2号で十分。といっても、掛かったアジを横取りしていくような青物が回っている場合は、太めを巻いておくほうが無難。アジの口切れを防ぐため、道糸の先にクッションゴムをつけるのも効果的かも
沼島沖の黄アジ釣り仕掛け
仕掛けは上カゴ式のオーソドックスなサビキ釣りスタイル。道糸の先にサブマリンカゴ、サビキ仕掛け、オモリの順でセットすればOK。サビキは6本バリのものが船内で販売されているが、好みのタイプを持参するのもアリ。エダス2号、ハリサイズ9号前後(アジバリの場合)が基本だが、食い渋りなどにそなえてエダス、ハリともワンサイズ小さいものを持っておくと役に立つ。オモリは50号がメイン。詳しくは勇清丸まで要問い合わせ







