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わがまま仕立船 若狭湾まんきつ キスも根魚も!

投稿日:2008年08月22日

小アジを掛けてそのまま底へ。元気なエサがフィッシュイーターに特効!

仕掛けを投入してすぐに南村さんと塚本さんにヒット!... 仕掛けを投入してすぐに南村さんと塚本さんにヒット! 先に取り込んだ南村さんはアオハタ、遅れて塚本さんがアコウを取り込んだ

サビキノマセとは、擬似バリのついた仕掛けで小アジやイワシなどを食いつかせ、掛かった小魚をエサにして大型のフィッシュイーターを狙う釣り。いままで元気に泳いでいたピチピチ? の小魚がエサになるわけでアピール力は抜群! ガシラやアコウといった根魚のほか、青物やヒラメ、マダイなどがヒットすることもある。タックルはオモリ負荷50号で3mクラスの竿に、PE4号前後を巻いた小型電動リールの組み合わせ。道糸の先にマキエカゴ、全長3mほどのサビキノマセ用仕掛け、オモリ50~60号の順でセッティングする。正面崎の向かいにある押回鼻(おしまわしはな)の沖、水深60m前後にある魚礁がポイント。船長が狙いを定めて船をかける。

「アジだと思いますが、底から5mぐらいのところに反応が出てます。掛かったらそのままゆっくり底へ下ろして、アタリを待ってください」魚探をみながら説明してくれる船長の指示に従い、アミエビを詰めた仕掛けを下ろしていく。着底後、3mほど上げてマキエを振り出すと、プルプルと竿先が震えだした。ハリ外れしないように、ゆっくりと底に下ろし、根掛かりしないように時折底を取り直すなど注意してアタリを待つ。

すると、いきなり南村さんと塚本さんの竿先がググッと入った!

大きく竿を立てて、電動リールの巻き上げスイッチを入れる。みんなの注目を集めるなか、まずは南村さんの仕掛けが上がってきた。ヒットしていたのは50cmクラスのアオハタだ! 塚本さんのほうをみると、こちらは35cmほどのアコウを取り込んでいた。これで船上のボルテージは一気に上昇。つぎは自分に! と期待を込めてアタリを待つ。

うれしい? うれしくない? 30cmを超える良型アジに悩まされ…

竿先の震えが大きくなれば、フィッシュイーターに狙わ... 竿先の震えが大きくなれば、フィッシュイーターに狙われたアジが逃げまどっているのかも。グーンと竿先が入れば、大きくアワセを入れて一気に底を切ろう!

すると全員の竿先が大きく震えだした。フィッシュイーターに狙われた小魚は、食いつかれまいと必死になって逃げ回る。そのときに竿先がバタバタと暴れるのだが、そのときの反応とは少し違う気が…。いったん仕掛けを回収しようと巻き上げるも、重量感たっぷり。大物が食いついたのか? しかし、上がってきた魚をみてトーンダウン。なんとエサにはちょっと大きすぎる20cm級のマアジとマルアジが、8本バリのほとんどに掛かっていたのだ。そのうちの1匹は30cmを超えるような良型のマアジ。うれしいお土産なのだが、エサがこれほど大きいとサビキノマセは成立しにくい。

フィッシュイーターであるマトウダイも登場。しかし、... フィッシュイーターであるマトウダイも登場。しかし、エサ用のアジが大きすぎるというなんとも贅沢な問題発生。そんな状況をみて、機転を利かせられるのはさすがベテラン。和田さんはサバの切り身をつかって良型のガシラをゲット!

船長はポイントをこまめにかけかえて狙っていくが、なぜか大アジの反応がいい。竿先がプルプルではなくブルブル、たまにグイーンと引き込むような大きなアクションがくる場合は、上げるとたいてい30cm前後のマアジが食っている。そんな状況のなか、ときおり掛かる小アジに希望をたくし、底でアタリを待っていると、直子さんに30cmクラスのガシラ、南村さんには40cm弱のマトウダイがヒット! そのうち、掛かるのは20cmオーバーのアジだけとなってしまった。機転を利かせたのが船釣り歴ン十年の和田さんで、小アジが釣れないならと持参したサバの切り身をハリにつけ、見事に30cmオーバーのガシラを食わせた!

この1匹を最後に正午前、ストップフィッシング。今後もキス釣りは良型主体で期待できそうだし、サビキノマセも青物の回遊が多くなるこれからが面白い。ほかにもマダイ狙いや状況しだいでシロイカ(ケンサキイカ)も楽しめる。旬の釣りモノを求めて仲間とわいわい、たまには船を仕立てての釣りなんてものいいもんですよ。

わがまま仕立船 若狭湾まんきつ キスも根魚も! おわり

タックル2詳細
タックル2

大物狙い用のサビキノマセ仕掛け

大物狙い用のサビキノマセ仕掛け

サビキノマセには50~60号のオモリを使うとのことで、オモリ負荷50号、3.6mの船竿を利用した。小型電動リールに道糸はPE4号。それほど深場を狙うわけではないので、コードレスバッテリー1本でも十分だ。道糸の先にマキエカゴ、サビキノマセ用の仕掛け、オモリの順で取り付ければ完成。仕掛けはハヤブサの「活き餌一撃 喰わせサビキ」シリーズで、ハリスが8号前後のものを使う人が多かった

当日の船詳細
当日の船

福井県日引・山幸丸

福井県日引・山幸丸

若狭湾での例会などで阪神沖釣クラブがよく利用しているのが当日も乗船した山幸丸(TEL0770・76・1338)。日引港を基地とした仕立船で、内浦湾周辺の旬の釣りモノを楽しませてくれる。料金は税込みで6人までが4万7250円、1人増えるごとに6300円で定員は11人。出船時間、釣りモノは船長と相談して決めよう。大人数の例会なども協力してくれる船があるので気軽にご相談を

にぎやか詳細
にぎやか

五目釣果でクーラーはにぎやかに

五目釣果でクーラーはにぎやかに

小物、大物とどちらも釣りはじめだけ食いが立ち、徐々に尻すぼみといった当日だったが、それでも良型のアジなどがまじったクーラーは多彩な釣果で埋まっていた。竿頭はコンスタントにキスとカワハギを釣り上げ、サビキノマセではアオハタ、マトウダイを釣り上げた南村さんだった

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